5月16日(火) 晴れ

 山本さんから連絡が来る。

 ・先生が口頭で話すことが子どもにうまく伝わっていない。

 ・学級通信の内容で、自分の子どもがトラブルを起こしているようで胸が痛む。

と言う内容だった。

 

 私は、こどもの言葉や行動については、良いことも悪いことも、できるかぎり名前を出さず、また、時期も半月くらいずらすようにして、紹介してきた。

 

 それはだれがやったのかということよりも、その出来事から何を学ぶことができたのかということを大切にしたいからである。学級での出来事は私の責任である。だから私が指導していかなければならない。それでも、家庭で何か協力してもらえるところがあれば、大変うれしいことである。

 

 しかし、親としては、これは誰が言ったことだろう、という事が気になってしまうようである。誰が言ったのかということがわかったとして、どういういいことがあるのだろうか。大切なことは、これから言わないことであり、これからやらないことであり、またはこれからは勇気を出して言うことであり、勇気を出してやることである。

 

 だから、これからはどうしようか、という事が話題にされることをお願いしたいと思っている。

 

 山本さんには、連絡帳に返事を書くとともに、電話で話をして、お母さんも「すっきりしました」と言ってくれたので安心した。

 

 一昨日は、佐藤さんから、昨日は、神田さんから、そして今日は、山本さんからと、連日のように親から話が続いている。正面切っての苦情ではないだけ、冷静に対応できることがありがたい。誠心誠意対応していく以外に方法はない。

 

(登場人物はすべて仮名です)