《若き日の記録27》

 

山田さんへ

 先週の後半から、秋子さんが落ち着いて生活できるようになりました。

 友達のことで悩んだりしていましたが、自分から話しかけるなど努力して、一つ一つの悩みを乗り越えようとしているようです。

 秋子さんの傾向として、自分で先に答えを出してしまうようなところがあるようです。 たとえば「こんなふうにしたら先生は困るだろうな」と、自分の頭のなかで答えを先に出してしまうと、そのことを口にしようとはしないのです。

 やさしい気持ちから、相手のこと、相手の状況を感じ取りすぎてしまうのです。

 そして、その分自分が我慢して、頑張りすぎてしまうようです。

 その結果、自分がこうしたいという気持ちをなかなか表にだせないようなので、自分がどうしたいのかを素直にだせるように、秋子さんとかかわっていきたいと思っています。 お母さんも仕事が変わったことでなかなか大変かと思いますが、今の秋子さんをみていると、仕事でも家庭でも本当に頑張られているなと感じます。だから、今の秋子さんが、頑張れているんだなと思います。

 どうか、引き続きよろしくお願いします。

                      11月29日

                            担任 太陽