何度も「子どものための教育学」を読んでくださっている皆様、本当にありがとうございます。

 

「子どものための教育学」を発表するに当たり、実践編「4 いいところを見せましょう。」から始めました。

 

「まえがき」

「1 はじめに(大人編)」

「2 はじめに(子ども編)」

「3 子どものための教育学が目指すもの」

をとばして発表を始めました。

 

 それは、内容に堅さがあり、読んでも面白くないかもしれないと考えたところからでした。

 何度も「子どものための教育学」に目を通してくださっている方もみえ、感謝感謝です。

 そこで、ここから数回は、一番初めに戻って、紹介させていただきたいと思います。

 

 

子どものための教育学

 

まえがき

 

 この教育学は、大人と子どもが読めるように書かれています。大人の対象は、学校の先生をはじめすべての大人、子どもの対象は、高学年の子ども以上です。

 

 「教育学」という難しい言葉を使っていますが、内容としては、学校生活全般におけるとらえかた、および行動の仕方です。

 

 学校という場では、当たり前と思われていることが多くあり、疑問を持つことすらないようなことがあります。

 例えば、廊下を走っている子に「廊下は走らない!」と声をかける先生はいないでしょうか。廊下の壁に「廊下は走らない」と書かれている学校はないでしょうか。

 そしてこれを読んでいるあなたは、「何がおかしい」のと思っていないでしょうか。

 

 私は、これを聞いたり、見たりするとき、「それでは廊下が走っているところを見たことがある人はいるのだろうか。廊下はずっとそこにあるもので、歩くことすらできないのに。」と思ってしまいます。

 「廊下は」は主語です。「走らない」は述語です。

 つまり、廊下は、走らないのです。いや、廊下は、走れないのです。そんな当たり前のことを、廊下を走っている子どもに向かって叫んでいる先生がいるのです。

と、こんなおかしなことが、当たり前にたくさんある場所が学校なのです。

 

 そんな当たり前に思われていることの中に、学校生活を苦しい場所にしてしまっていることがあるのです。

 

 宿題は、本当にやらなければいけないの?

 給食は、本当に残してはいけないの?

 

 一緒に考えながら、先生と子どもとの共同作業で教育を進めていきましょう。そんな内容です。

 

 「1 はじめに(大人編)」は、大人向けに書いたものを、「2 はじめに(子ども編)」で、小学校高学年の子どもが読んでも理解できるように書きました。

 「3 子どものための教育学が目指すもの」も子どもにもわかるように書きましたが内容が難しいので、とばして、「4 いいところを見せましょう。」から読むことをお勧めします。

 

 そして全部読み終えてから、または、ある程度読み進めてから、戻って「2 はじめに(子ども編)」や「3 子どものための教育学が目指すもの」を読まれてもいいと思います。読み方はそれぞれです。こうでなけりゃいけないはありません。

 

 この内容が、少しでも、子どもと教師の幸せのためにつながることを祈っています。

 

 2025年12月31日