世の中って面白いなあ、
というのかな、
不思議というかなんというか、
捨てたもんじゃないなって思うのは、
冴えない普通のおばさんな私。
友達も少なく、
紹介やツテも無く、、
飛び込みで開店しようとした当初は、
音楽も無い、
まだボトルも何も無い店内で、
ぽつんと一人、
不安と孤独で涙がこぼれそうになった。
それでも、
一日また一日経過するうちに、
周囲の人達が色々と声を掛けてくれたり、
情報をくれたり、
様子はどうだい?といってドアから笑顔が見えて、
世間話をしたり、
何だか受け入れられてる感じがして、
とても温かい気持ちになって来た。
先月の今頃は、
家から一歩も出る事も無く、
仲の悪くなった夫との関係に
心が壊れそうで、
(決して夫が一方的に悪いのではないです)
この先 生きてたって何も無い。
明るい未来も無い。
子供も出来なかった。
あとは老いてくだけ。
私はただ二酸化炭素吐くだけの
タンパク質とカルシウムの塊。
消えてしまいたい、
消えるなら、あの木かな、あの枝かな、
なんて気持ちで毎日、
景色をぼんやり眺めて過ごしていた。
こんな人間でも、
何か始めようと一歩踏み出せば、
目の前にほんわりと、
明るい希望の光が見えてくるんだなって思った。
それはとても小さく細い光だけど、
私にとっては、
まるで「羅生門」の蜘蛛の糸のように
生きる希望が見える気がしました。
・・・羅生門の蜘蛛の糸って、
あれ最後、欲かいて
また地獄の底かなんかに
落っこっちゃうんでしたっけ?笑。