あのメンタルの強さを分けていただきたい | キャンディBBの日記

キャンディBBの日記

いわゆる団塊世代。3人の子供たちは独立し現在は夫と二人暮らし。

健康寿命を延ばすべく、あれこれ努力する中で、文章を綴る作業は、

ボケ防止に効果があるのではと勝手に信じて、

日々心に感じたことなどを綴っております

毎年【暑さ寒さも彼岸まで】を心の頼みにしていたのに、今年はお彼岸を過ぎても夏のまんまらしいです。
先日、TVの情報番組で、熱中症専門の医師が「夏の暑さで注意を払うべきは【熱中症】だけにあらず【暑さ疲れ】にも注意を払うように」と力説しておられました。
【暑さ疲れ】による症状の中には、メンタルの低下からの鬱があり、気温が1℃上昇するごとに自殺者数が増えるという深刻な報告がされているといいます。

それを聞いて「さもありなん」と思いました。
暑さのせいで何をする気も起きず、どこへも出かける気になれず、来る日も来る日も終日ぼう~っとして過ごし、毎日の三度の食事の支度に立つ度に、キッチンの暑さにうんざりし「あと何回、こんな思いをしなきゃならないんだろ」

こんな風にして暮らしていたら、そりゃぁ鬱にもなりますわなぁ。

わたしの場合、しばらくは新しいタブレットをいじって気を紛らわしていましたが、それも一段落してTVを付けると、そこにはいつも同じ情報番組のMCと曜日ごとに変わるコメンテーターが勢ぞろい。「皆さん、お仕事のためにTV局まで出かけられてご苦労さまです。頑張っているんですね」と元気を頂けるのですが、別の意味で感心している方がおられます。

それは、昨今、頻繁に情報番組に登場する兵庫県知事の斎藤知事です。
兵庫県の事情に詳しいわけでもなく、ましてや県知事さんのことも何一つ知らないわたしが、メディアから得た情報だけで何か言ったり判断するのはおこがましいのですが、多くの識者の方たちが斎藤氏に関する発言をなさっているのを見聞きすると「その通り!ごもっとも!」と。


わたしがそう感じるということは、きっと多くの皆さんも同じように感じておられるに違いないと思われ、なにも間違ったことをしていないと確信なさっているのは斎藤氏ご本人だけのよう。
斎藤氏には1日も早く、何が正しく何が間違っていたのかに気付いて、そして悔いていただきたいと関係のないわたしが切望します。

そうでないと、命を懸けて正義を貫こうとお亡くなりになった局長さんの魂が浮かばれません。

 

それにしてもですよ。どんな状況に置かれても、感情や心の動揺をまったく表情に出さずにいられる斎藤氏のメンタルの強さにはほとほと感服します。

斎藤氏への好き嫌いはともかく、あのメンタルの強さがわたしにあれば、この程度の暑さに負けることなく、毎日を乗り切っていけるのになぁ・・・・と羨ましくさえ思うのです。

「世間が、どんなに暑いと言っても、わたしはちっとも暑くないっ、わたしは正しいのだっ!」