いつものように、Trauma担当。
。
に入ってきた男に襲われ、ナイフで何度も刺されたとのこと
。
が、…





いつものように、Trauma担当。
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に入ってきた男に襲われ、ナイフで何度も刺されたとのこと
。
が、…






から、人々(特に、お年寄り

外傷ナースになって、一年半ほど経ちました。
いろいろなケースを見ることができて、不謹慎なのかもしれないけど、本当に楽しい![]()
先月、Trauma Survivor という病院主催のイベントがありました。
テントの下で、外傷ドクター、ERドクター、外傷ナース、ケースワーカー、ICUナース、リハビリ、、、、(外傷に関わる職種を上げたらキリがないけれど)、集まって、うちの病院に、外傷で運ばれてきた患者さんと集うというイベントです。
私は、そのイベントに参加することはできなかったのだけれど、地元のニュースでも取り上げられていました。
一人、印象深い患者さん、元気になってました。まだまだ、障害は残っているけれど、来院時の状況からすると、驚くべき回復です。来院時は、正直、助からないかも、、、と思っていました。20代後半、サーカスの練習中に、宙ずりの状態から真っ逆さまに転落。重度の頭部外傷、顔面外傷の患者さんでした。
ここ、半年ほどの印象に残ってる症例をいくつか。
外傷で、一番つらい症例。やっぱり、小児です。正直、子供の重症外傷は、つらい。子をなくした親の気持ちが、想像できてしまうから。3歳。外傷心肺停止での搬送でした。10代前半の兄弟が、間違っていじってしまった車が、後退、、、家の前でひかれてしまったという、悲しい事件。
外傷4件、同時搬送。外傷ナースは二人。さて、どうする?
5人乗っていた車が、スピン。ビルに突っ込みました。そのうちの一人は、車の下敷きになり、現場で死亡確認。一人は、外傷心肺停止にての来院。開胸までしましたが、救えませんでした。他1人も重症。全員が、高校生でした。
その夜、病院の外には、事故を聞きつけた家族、友人ら120人以上が集まり、号泣、パニック。私たちには、どうすることもできませんでした。
銃創患者も多いです。
たいていは、恐らく、薬がらみ。![]()
みんな、本当のことは、話しません。
20代前半、背中を撃たれて来院。バイタルは、安定していましたが、弾が脊椎の間に。完全に下半身麻痺の状態でした。まだ、若い。意識もはっきりしていたため、足が動かせない、感覚もない…と分かった時の、彼の顔が忘れられません。
腹部銃創で来院の患者。ショック状態、、、挿管、胸腔ドレーン、MTP、、、心肺停止にての開胸大動脈クランプ、、、ORへ。計20分。初回Opeは、ダメージコントロールのみ。その後、数回Opeが行われ、両下肢コンパートメントになり、減脹切開。スキングラフト。一週間後には、抜管、一般病棟に移っていました。驚くべき回復力。
頸部を刺された患者。頸動脈損傷。圧迫止血、挿管、IV挿入、MTP…Ope室へ。計7分。この患者さんも、後日、回復して、無事、退院したと聞きました![]()
まだまだ、ありますが…
本当に、いろんな症例に出会いました。救えない命もあります。辛い夜もあります。
でも、どのケースも、ベストを尽くして、チームワークがあってこそ救える。そこがER、Traumaの楽しさです。![]()