ブログを読んでくださるみなさん『おはこんばんちは』
わたなべです。
今年もよろしくお願いします。
元旦に発生した、能登半島地震には驚きました。
私が関わっているチーム防災いずのくにの活動は、台風への備えに取り組んでいますが、
もちろんその備えは大地震の備えにも通じるものはあるので、
私がお届けできる範囲で、防災についてこちらでも発信できたらと思います。
特に今回は「女性と防災」について
実は昨年11月に静岡県男女共同参画課主催の研修で、
女性が参画する防災の団体の実例として、私たちの取り組みの発表をさせていただきました。
その時にお伝えしたことのひとつに、
避難生活は非日常ではなく、日常と考えて良いのではないか。ということがあります。
どういうことかというと、
被災したとき、避難してもしなくても、その場所での衣食住を考える必要があります。
つまりそれは、日常と同じだということなんです。
健康な人も病気になってしまっている方も、障害の有無に関係なく、大人も子どもも、赤ちゃんも高齢者も
被災したとき、どのくらい日常に近い生活ができるか、ということを考えて備えることが、防災にはとても大切だということです。
そしてこれは、ハンドスタンプアートのテーマである、ノーマライゼーション・インクルーシブ社会に繋がってもくるんです。
そして多くの場合、家庭において衣食住のことを考えているのが母だったり、主婦だったりと、女性であることが多いため、
防災においてもその視点を持っている女性の参加が必要なのではないか、ということです。
とはいえ、今は男性が家事育児に参加する時代になっていますので、そこに敢えて「女性を」という必要はないのかもしれませんが、
昭和のおじさま方は、まだまだ・・・なので、声にしていかないといけないのかな、と思います。
防災って、日常の中にあるもの。
今回再認識した、震災でした。
まだまだ地震が続いている能登半島。
この震災でお亡くなりになられた方、被災した皆様に心からお悔やみとお見舞いを申し上げます。