私自身大学に行っていないし、「卒論の大変さ」は話には聞いていたけど、
卒業後に「見る?」って渡されても、正直難しそうで、パラパラとめくってそのままにしてました。
卒業して6年。
なんで今、目に留まったんだろう・・・
研究テーマをみたら「集中豪雨が~~洪水の~~~」と書かれていた。
私が今、防災のチームでいろいろやっているのは、
当時息子が住んでいたアパートの、台風19号の時の浸水被害を見た、っていうのもその理由の一つ。
19号の時は既に卒業し伊豆にいたので、息子には直接的は被害はなかったものの、
あの映像を見たとき、
「他人ごとじゃないな」と、怖くなったんです。
そんな息子の卒論のテーマが、まさかの集中豪雨での洪水のことだったなんて。
6年越しに読んでみました。
いろいろ難しい言葉が羅列していて、正直半分以上わからなかったけど、
でも、「すごいな。」と思いました。
もちろん、一人でここまで完成させたわけじゃないだろうけど、
こんな ちゃんと冊子にするなるようなヤツを作るなんて、頑張っていたんだなーって。
あとね、冊子の最初にお世話になった大学の方や同じ研究室の仲間に向けて、「謝辞」が書かれていて、
友人たちへの謝辞なんて、「飲み会の仕切りを~」とか、「インクの交換を~」とか、ちょっとおかしかったんだけど、
最後に両親に向けて書いてくれてあって。
ほんの一言ではあったけど、
もう、泣けましたわよ
そんな息子も昨日が誕生日。
このタイミングで見つけたってのも、なんだか不思議だな~って感じました