ブログを読んでくださるみなさん『おはこんばんちは』
わたなべです。
いつもありがとうございます。
最近、観たい映画が何本かあって、
でも、前みたいに何回も行って、家を空けることができないので、
どの一本にしようかと考えているとなかなか決められなくて、
結局、観に行けずに終わってしまう
そんな日々の繰り返し。
最近はテレビを観るためだけに使う時間もめっきり減ってしまって
ゆっくりできていない証拠だよな~と思いつつ・・・
思い切ってアマゾンプライムさんをのぞいてみた。
こんなことも思い切らないとできないなんて、どうかしてるよね
それでもプライムさんは
スマホでもパソコンでも観られるうえに、分割して観られるのでとっても助かります。
以前に気になっていたものがあったので観てみました
それが
【護られなかった者たちへ】と【PLAN 75】
偶然にもこの2本のテーマが似通っていて、
高齢化社会、生活保護受給者など、生活弱者をテーマにしている。
しかも出演しているのが、一つが倍賞千恵子さんで、もう1本が倍賞美津子さん姉妹という。。。
不思議。
【護られなかった者たちへ】は、
大震災後、肩寄せ合って、心でつながって生きてきた、血の繋がらない3人が、
生活保護の受給をめぐって繰り広げるサスペンス。
放火をして服役していた彼が出所したのと同じころ、ある男性を餓死させるという殺人事件が立て続けに発生。
出所した彼は、そもそもなぜ放火したのか。
殺人事件が、なぜ、餓死なのか。
すべては生活保護という制度がキーワードになっています。
演者がみんなとてもいい。
中でも主演の佐藤健がいい。←初めていいと思った作品。←そしてまたどこ目線だよ、ってやつ(笑)
【PLAN 75】は
日本中で高齢者を襲うという事件が多発し、政府がとったのが、「PLAN75」という制度。
健康な人でも自分の寿命を75歳と決めて、その制度に申し込みをすれば好きなように使える現金10万円の給付があり、前日まで、電話で話し相手などをしてくれ、最期は薬で眠るように逝かせてくれる。
最期の片づけは政府付きのシークレット業者がすべて行う。
身寄りもない、仕事もない、あるいはホームレスの、そんな一人暮らしの高齢者に、特にこの制度を勧めている。
「PLAN75」は知っていたものの、余生をこのまま穏やかに緩やかに暮らしていけるものと思っていた高齢の女性(倍賞千恵子さん)が、高齢ゆえに急に仕事を無くし、さらに大切な友を急に亡くすことで生じる不安。
このとき初めて「PLAN75」を意識するようになる。
そして、
この制度を仕事として特に疑うこともなく高齢者に勧めてきた若い職員に、磯村勇人さん。
しかし、ずっと音信不通だった自分の叔父が現れ、「PLAN75」を申し込んだことで、急に不安になっていく。
その若い世代が見せる葛藤もよく描かれていると思いました。
正直どちらも重い、切ない話だと思います。
でも、すごく大事な話だとも思う。
興味があったら観てみてください。