こんにちは〜Candraです
数日前、YouTubeの
オススメに上がってきた動画を
何気なく観てみたら、
圧倒的な世界観と
そのメッセージの深さに
「うぉぉぉーーー」と
めっちゃ震えてしまいました。
その作品はというと、、、
桃太郎の話をベースにして創られた
日本ペプシのCM。
2014年〜2017年にかけて
放映されていたらしく、
日本に住んでいる方にしてみれば
「何を今さら…」って
思うかもしれませんが、
この世界観といい、
表現力といい、
放つエネルギーといい、
ちょっとヤバくない?
(自分の語彙力のなさにも震えてるw)
日本を離れて以来、
日本のテレビCMを観る機会自体が
ほとんどないわたしにとっては
それはそれは新鮮で、
(そもそも家にテレビないしね)
エピソード0から5までの6作品、
計13分にも及ぶ超大作を、
その世界に引き込まれて
一気に観てしまいました。
「これ、映画?」ってくらいの
スケールのデカさと映像の美しさ、
世界観にバチっとハマった音楽。
そして、桃太郎役の
小栗くんをはじめとする
キャストが揃いも揃ってイケメンで
めっちゃ目の保養になるってのも
素敵ポイントではあるんだけど、笑
わたしが何に一番
震えたかというと、
CMに込められている
メッセージの深さなんですよ!
表向きのメッセージは
『自分より強いヤツを倒せ』
“桃太郎(ペプシ)が鬼(コカコーラ)に
戦いを挑む” という
ストーリー展開になっているけど、
字幕で出てくるストーリーを
よくよく読んでみると、
外側の世界は
自分の内側の投影
という、
この世界の仕組みについて
描いてある!!!
桃太郎、犬、キジ、サル、
そして鬼、カラス。
彼ら登場人物はみんな
人間なら誰しもが持っている
あらゆる側面の象徴。
ストーリーの中で
“命がけで人間を
助けたのにもかかわらず、
鬼の底知れぬ力を恐れ、
忌み嫌った人間が
鬼を洞窟に閉じ込め、
鬼はその人間から受けた仕打ちに
深い悲しみから怒り狂って
暴れ出す、、、”
っていうシーンがあるのだけど、
これ、そのまんま人間の内側で
起きていることだよね。
鬼は
人間の心に宿る闇の部分であり、
“悪”だとジャッジしている観念であり、
感じたくないネガティブな感情であり、
エゴ(思考)。
これらをダメだと
蓋をすればするほど、
「わたし、ここにいるから!」と
違和感やらモヤモヤとして
自己主張し始めて、
それをさらに見ないふりして
無視すれば、
問題を自ら作り出し、
他人を批判・批難をしたりと攻撃し、
暴れ出す。
これって今
世の中で起こっていること、
そのままだよね!?
CMの最後に必ず
『自分より強いヤツを倒せ』
ってフレーズが流されるんだけど、
これって
“強いヤツを倒すために強くなれ”
って言っているのではなくて、
“強いヤツを倒したいのであれば
まず自分の弱さを認めよ!”
って言っているんだと、
わたしは思ったのね。
現に、ペプシはコカコーラに
負けてると認めているから
こんな設定のCMを作っているし、
CMの中の
桃太郎も、犬も、キジも、サルも、
みんな無力な自分に
打ちひしがれるシーンが、
ちゃんと描かれているから。
自分を直視し、
痛みを感じてる。
これ、めっちゃ大事なことだと
個人的に思ってます。
弱さを認めたら終わり、
負けを認めたら終わり、
無力な、何でもない自分を
曝け出してしまったら終わりって、
信じているかもしれないけれど、
実は逆。
人間が排除しようとしたくなる
それらネガティブな部分を
まるッと受け入れて認めた時、
パンドラの箱が開く。
ラストエピソードで
「これは自分たち人間の問題なんだ」と
人間達が気づき、
鬼退治に立ち上がるのだけど
それは、
サルが
「桃太郎を助けてくれ!」と
自分の弱さを認め、正直に
訴えたから。
何者でもない、
無力な自分の側面を受け入れた時
余計な抵抗がなくなって、
自然の大いなる力が
味方してくれる。
それまで滞っていたものが
一気に流れ出し、
ありのままの自分を生きるという
本来の自然な人生の波に
乗れるのよね。
13分のテレビCMを観て
こんな壮大な(?)解釈に至ったのは、
まさに今
わたしが通っている体験を
表現していたからです
自分を直視するって
マジ痛いよね、
不快極まりない。
だから世の中は
強がって生きている人で
溢れてる。
だけど、
それはそれでしんどくて、
苦しい生き方でもある。
強くなるんじゃない、
弱いままで生きるのよ。
それが最強ではない、
無敵な生き方。
Candra
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