２年振りの個展が東京神保町にある、「ギャラリーかわまつ」さんで行われました。
誰の個展かというと、２人組のイギリス人グラフティーアーティスト static です。
勿論、２年前にも見に行きましたので、２年振りの彼らとの再会でした。
彼らは普段ロンドンで活動しており、同じイギリス人アーティストbanksy、nickwalkerと共にグラフティーを熱くしているアーティストです。代表作のシヌークシャンデリアで表現する事は、戦争（ヘリコプター）が金（シャンデリア）を産むとの皮肉を意味しており、強いメッセージがここに込められています。好きなモチーフの一つです。
※写真は今回のフライヤー
今回の個展のテーマは、『The Conquest－占領』です。私の心は彼らに占領されました（笑）。
作品はフライヤーの写真の新作と、『Moments of Clarity』、『Little Vandals』と幅広く楽しめました。
前回もそうでしたが、本当に彼らは気さくな性格で、私のような片言の英語でもコミニュケーションを取ってくれて作品の説明を中心にいろいろ話をしてくれました。他のお客さんとも同様に会話を楽しんでいたました。私に取っては、用意してあったエビスビールをついでもらい、３人で彼らが「カンパイ」と声を掛けてくれて、一杯飲めたのが今年最高の一杯ではないかと思います。
現代アートもそうですが、作家と作品を前にしながら語り合う時間が、何にもかえがたい時間です。今後の彼らの活躍を期待するばかりです。でも、あまりビックになり過ぎてこういった場が作れなくなるのは寂しいですが。
彼らの日本ツアーの予定としては、大阪、広島をまわって１８日には再度、ギャラリーかわまつさん戻るらしいです。その後はアメリカでの個展も予定されているとの事。ぜひ、興味ある方は、９/２９日までに、東京神保町「ギャラリーかわまつ」さんまで足を運んで下さい。ギャラリーの外壁には数多くの来日グラフティーアーティストの作品を見る事が出来ます。
今回も彼らの作品を１点購入しました。１万円台で十分楽しめる作品が多くありますので、洋服を買うような感覚で購入を検討してみてはいかがでしょうか。普段の生活にゆとりがでますよ。
では、最後になりますが、彼らとの３ショット写真で終わりにします。
本当にありがとう！トム、グレイク！
※なお写真の使用許可は「ギャラリーかわまつ」さんに頂いております。今回も楽しい企画ありがとうございました。