最近思うことなのですが、手を洗ってアルコール除菌をしすぎると指が荒れるなと思います。
指先が切れてすごい痛いんです。
対処法がわからないので、指が痛いままなんです。
今日思いついたのですが手袋をしようかなと思います。
痛いので、、、、
#ゴム手袋を買いました。
#黒いゴム手袋も売っていました。
さて、今回はご質問が多いジェルワックス についてお話をしたいと思います。
キャンドル作り以外の方は専門的すぎるのであまり面白くないと思いますが、モノづくりことを知ってもらいたいので参考程度でみてください。
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ご質問で多いのが
「気泡が全く無いような状態にするには、どのようにしたら良いでしょうか?」
まず、いくつかのポイントはありますが、気泡をゼロにするのは難しいです。
ただ、極力少なくすることはできると考えています。
写真は、スタジオのジェルマスターコースで作るレッスンメニューの一つ、
ジェルワックスで極力気泡が入らないように作ったキャンドルです。
また、さらによくあるご質問で、ジェルワックスに装飾物を入れて作る時に気泡を少なくする方法です。
以下に解説をまとめます。
〈ジェルワックスに装飾物を入れて作るときの基本的な注ぎ方と扱い方〉
①温度管理と入れるもの量、入れるお花の種類などもあると考えています。
たくさん入れすぎると気泡も多く出ますので入れすぎは注意です。
②ジェルワックスはスタジオ実験ですがメーカーによっても異なります。
一つ言えるのは融点に近づけることです。
70度台が一般的です。 ドローンとした感じです。
(YouTubeチャンネルでいくつかジェルワックスのレッスン動画をあげているのですがそのなかでもお話はしているので見てみてください。 )
③1度目はジェルワックスに入れたものを閉じ込めるイメージで注ぎ、その後複数回にわけて注ぎます。 二回目は温度をあげて100度位で。
注意点は一度目の時に、ジェルワックスに入れたものが閉じ込められていれば大丈夫です。
④入れるものは必ず水気のないもの。ドライフラワーならしっかりドライになっていることです。
〈装飾物を入れて作る時のジェルワックス のポイント〉
融点に近づけると、ジェルワックスを注いでいるうちに固まり始めます。
その時のポイントをお伝えします。
①まず、入れた装飾物に対してジェルワックス を鍋から注ぐときできるだけ細くゆっくりだけど一気に装飾しているものに対してかけます。
この点のポイントは入れたものに線のように細くジェルワックス をかけてあげるとジェルでコーティングされる感じになります。
②装飾したものにジェルワックス をかけたら、今度は装飾するものが埋まる感じにジェルワックス を注ぎます。装飾物をジェルワックス の中に閉じ込める感じです。
この時点で動いたりした装飾物があれば元の位置に戻してあげます。
(あまり大きくうご描くというより微調整のような感じで)
③その後100度~120度(季節によって変えます。)のジェルワックスを注いで完成させます。
(器の大きさにもよりますが、3回くらいジェルワックス を注いで完成させます。)
ジェルワックス はとてもクセがあるワックスだと思います。
また、ソフト、ハード、スーパーハード、ウルトラスーパーハード(グミー、ここぷる含む)全ての融点の違うジェルワックス それぞれに良さとくせがあります。
なかなか、慣なれないとうまくいかない事もあると思います。
僕もイメージ通りできず、何回も作りました。
今でも、はじめて使う品種のお花は気泡がたくさんでることもあります。
扱ってみないとわからないこともあります。
うまくいかなくても、どうか嫌にならずやり続けてください。
きっとイメージ通りのキャンドルが作ることができます。
キャンドル作りは、失敗や納得のいかないことが本当に多いです。
心が折れることも本当に多いです。
でも諦めずに、やり続けています。
今までもこれからも、、、、
もしうまくできない方がいたらジェルワックス を使ったキャンドル作り参考にしてみてください。
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僕は、1/fnocoto(エフブンノイチノコト)というブランドでキャンドルを販売しています。
環境に優しいサスティナブルキャンドルから、僕が思い描く作品など様々なキャンドルを制作し、販売しています。
キャンドルを作っていると、納得のできた時と納得のできない時と色々できるわけです。
今までは納得の出来ないものは、作り直したりスタジオで灯したりしていました。
作り手が仕上がりには納得できないけど、灯すことに問題があるわけではありません。
キャンドルはギフトの要素が多いのですが、自分のためにお家で灯すというキャンドルもいいかなと考えるようになりました。
納得できないキャンドルも、皆さんにおうちで灯していただきたいと思うようになり、そんなキャンドルも、販売しようと思っています。
「セカンドシリーズ」として違う形で販売を始める予定です。
決して悪い商品や中古商品というキャンドルではなく、作り手が作ってみたけど納得ができなかったりする商品のみを扱うシリーズといった感じです。
なので価格も定価の半額くらいで出す予定です。
是非ご興味のある方は近日ショップにて販売を始めるのでみてみてください。
ただ、いつもあるわけではないと思います。
もしいつもあったらそれだけ、納得できないキャンドルを作ったんだと思ってください。
セカンドシリーズを作るのではなく、セカンドシリーズは不本意ながらできちゃったという感じなので、セカンドシリーズが増えないように頑張ります。
ではまた
大西博之