ロウソクは何からできているのか?? | 大西先生のブログ

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Candle Studio Oneは、アロマとキャンドルが学べるスクールです。
福岡・天神という中心街にありながらも非日常的な空間で、キャンドル作りを楽しめます。
キャンドルを日常に取り入れたキャンドルライフを提案していきます。

最近YouTubeを1人で撮影していて、自分の話が真面目になりすぎて、

たまに面白いことを言いたいと思っている大西博之です。

 

#おもしろい人間になりたい

#芸人さんって本当にすごい

 

さて今回は、ロウソクは何からできているのか?というお話と、僕たちが今取り組んでいて今後やることについてお話しします。

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少し前にファラデーの「ロウソクの科学」についてお話をしました。

※ファラデーの「ロウソクの科学」は160年前にサイエンスショーが開催され、それが書籍化されたものです。

 

この書籍の中で、ファラデーは「ロウソクが何から作られているか」から説明していますす。

現在、一般的なロウソク(この時のロウソクは西洋ロウソクになります)は石油から取り出したパラフィンから作られています。

 

19世紀後半は牛脂や鯨油、蜜蝋などを原料にして作られていたと書かれています。

 

・牛脂

その中で、ファラデーは牛脂を使い、ディッピング技法でロウソクを作る方法を説明しています。

*ディッピングとは・・・・・糸にロウを何度もくぐらせ太くしロウソクにしていく技法。その際、蝋に入れて冷ましてを繰り返します。

 

熱した牛脂の中に糸を入れ、しばらく経ったら取り出し冷ましてまた牛脂の中に入れるというのを繰り返し徐々に太くしていきます。

 

この作り方だと、簡単に作れるため、昔は坑夫もディッピングでロウソクを自作していたそうです。

1ポンド(約450g)の牛脂から20~60本のロウソクが作れたそうです。

 

・ステアリン酸〈CH3(CH2)16COOH〉

ただ、牛脂製のロウソクはベタベタして燃えかすも残るので、ファラデーの時代には煤が少ないステアリン酸のロウソクが一般的でした。

 

ロウソクの原料の一つだった牛脂には、さまざまな脂肪酸が含まれています。

その中で、フランスの科学者ゲイリュサックは牛脂からステアリン酸を取り出す方法を開発しました。ステアリンはベタつきが少なく、垂れたロウが固まるので、綺麗に削り落とすことができました。

 

・鯨油

鯨油とはマッコウクジラから鯨蝋が取れることが判明してロウソクの原料になりました。

牛脂、蜜蝋製より夏の暑さでも曲がりにくく、蜜蝋より匂いが少ないなど、メリットが多かったことから鯨油製ロウソクが主流となり、捕鯨も盛んになったそうです。

 

 

現在、一般的なロウソクはパラフィンが多く流通していますが、ステアリン酸や蜜蝋のロウソクもたくさん販売されていますし、ディッピング技法のほか、様々な技法を使って自分でも作ることができます。

 

昔からある伝統的なディッピング技法でのキャンドルの作り方をここに紹介しておきます。

溶かしたロウを80℃前後で温度を管理し、平芯2×3+2を20cm~30cm程度切ってロウにつけます。

つける時間は2秒。その後、水に1秒漬け、ティッシュなどでしっかり水分を拭き取ります。

以上の工程を繰り返します。

一定の太さ(直径2cm-3cm程度)になったら完成です。

是非作ってみてください。

 

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キャンドルスタジオワンは、2021年大きくリニューアルを計画しています。

 

進行状況はブログでもお伝えしていきます。

 

現状として、春にはホームページをリニューアルします。

今スマホ対応していないんです。

それをスマホ対応にし、もっと見やすくしていきます。

ホームページ内のオンラインショップ1/fnocoto(エフブンノイチノコト)も、

もっとみやすく、来店頂きやすくしたいと考えています。

そのオンラインショップ内では、キャンドルのほかにアンティーク商品の取扱いを始めたいと思います。

 

今回、古物取扱の免許を取得したのでアンティーク、古物を取り扱えることになりました。

前から古物取扱をしたかったので、やっと免許が取れて嬉しいです。

どんなものを取り扱うのかというと、キャンドルのソーサーや額縁、そのほかの小物(古切手など)などから始めるつもりです。

 

まだ標識などを作成したりと、もう少し時間がかかるのでしばしお待ちください。

ちなみに「第901012110014」が古物商許可証番号です。

 

並行してスタジオの改装も始めます。

今回は時間をかけて少しづつ変化をさせてショップ機能を充実させられるような内装作りをしたいと考えています。

その第一弾の模様は、昨日youtubeに公開しました

 

 

 

販売については、オンラインショップで現在はキャンドルを中心に販売していますので

ご興味がある方は是非みに来てください。

 

 

 

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現在キャンドルスタジオワンは、

YouTubeチャンネル、オンラインショップ1/fnocoto(エフブンノイチノコト)のほかに

このアメーバブログ、

ファンティスト

 

 

などをやっております。

 

ファンティスト内ブログは、僕が勉強したこと(香りのことやお花のこと、キャンドルのことなど)を文章として書いたりスタジオが何をしているのかなどや僕の考えていることなどを書いています。

月額330円でファンティストページにて週1回/月4回最低投稿しています。

是非興味のある方は見てみてください。

 

 

それではまた

 

大西博之