パフュームの歴史は深い | 大西先生のブログ

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Candle Studio Oneは、アロマとキャンドルが学べるスクールです。
福岡・天神という中心街にありながらも非日常的な空間で、キャンドル作りを楽しめます。
キャンドルを日常に取り入れたキャンドルライフを提案していきます。

最近ブログについて『読んでますよ!』言われることが何度かありました。

今まで、何年もキャンドル屋をやっていますが本当に嬉しいです。

僕に声をかけてくれた方ありがとうございます!

 

是非、感想も聞かせてください。

@僕は褒められると伸びますので、僕を伸ばしてください!!

 

前回は、パフュームのタイプ別に分けて書いてみました。

今回、歴史について書いてみたいと思います。

 

歴史の前にそもそも、西洋で発展した香水は英語では「Perfume」(パフューム)、フランス語では「Parfum」(パルファム)と呼ばれています。

日本語では香水ですが、英語やフランス語では呼び方が違います。

聞いたことはありますが、僕自身もしっかり理解できることが改めてできました。

香水もパフュームもパルファムも同じ意味です。

 

それでは、練り香水の歴史です。

香水の歴史は諸説あります。

 

ハンガリーウォーターが一番最初の香水と言われているそうです。

この香水の誕生については一番有力な説が、2つ説あるそうです。

『ハンガリー王妃エリザベートのために考えられたとされる、考案説。』

『エリザベートのために献上されたとされる、献上説。』

(諸説あると言われています。)

 

ハンガリーウォーター(香水)は、香料(ローズマリー、ラベンダー、ミント、セージ、マジョラムなど)をアルコールに溶かしたものだそうです。

 

香水と言えば、アルコールに溶かされた香りの液体というものはここから生まれたようです。

当時はアラブから輸入されたアルコールを使っていたようです。

(それ以前は香水はなく、香料はあったそうです。)

 

香料はエジプト・ギリシア・ローマ時代を通して、金銀にも勝るほどの宝物として珍重されていました。

香料の主な目的は宗教儀式用のお香として、また、権力者の身なりを整え威厳を示すファッションや装身具の一部と考えられていたそうです。

 

古代の香料はアルコールに溶かされていませんが、たとえばローズウォーターやラベンダーウォーターなどの香料は、ローマ時代から使用されていたことが知られていますし、古代エジプトではクリームにそれら香料を溶かし込んだものが、肌を守るスキンケアや人を美しく見せるための化粧品として使われていたそうです。

 

もちろん、当時はそれを「香水」として使用したわけではありません。

 

主な目的は儀式用だったり、権力者であることを象徴するアイテム、そのほかにスキンケアや食品やミイラの防腐剤としたり、日用品や食品の香り付けに使われていたそうです。

 

しかし、香りそのものを楽しんだことも充分推測されます。美容や健康やリラクゼーション、そして、癒しやリラックス、異性に対するアピールとしての使われ方もあったでしょう。

 

そういう意味で、古代では「香水」は存在しませんでしたが、香料の香水的な使用方法や香水的なモノは存在していました。

 

それらが「練り香水」の原型と考られているようです。

練り香水はオイルやクリーム、ワックスなどに溶かされた香りのスキンケアアイテムで、香水より昔から使用されていました。

 

今は、スプレータイプが主流ですが、いろんなタイプの香水があります。

自分にあった『香水』を見つけてみるのもいいと思います。

 

キャンドルスタジオワンでも、ロールオンタイプや練り香水を作ることができます。

僕は、割とロールオンタイプが好きです。

スタジオではロールオンタイプは「香るハーバリウム」と名前でやっています。

ハーブティのハーブを瓶に詰めて、キャリアオイルとエッセンシャルオイルを加えて作ります。オイルの中にハーブが入っているのでハーバリウムのような見た目で可愛いいです。

↓こんな感じです。

 

今回は練り香水の歴史について書いてみました。

 

それでは、また

 

大西博之