東洋医学では、病気の原因となるものとして
①外因 ②内因 ③不内外因という三つの因子が考えられています。
①の外因は人体の外にあって病気の原因となるもの
風、寒、暑、湿、燥、火の状態、六淫という。
自然界の気候の状況。
②の内因は人体の中にあって病気の原因になるもの
喜、怒、憂、思、悲、恐、驚、
などの感情で七情という。
これらの感情の度が過ぎるとそれぞれ関連の深い
臓器の機能低下、失調を引き起こす。
③の不内外因はそどちらでもないもの
飲食、疲労、房事、外傷、遺伝、
などの不摂生が色々な症状を引き起こす
とされています。
実は、入院中の従弟君が明日退院です。
と言ってもまだ腸からの管をつけたまま
中心静脈栄養に頼ってのままですが
自宅療養に切り替わり、通院で抗がん治療を受けたり
免疫療法に通ったりします。
今日は病院での最後のアロママッサージをしました。
几帳面で真面目、更に病気のこともあるから
結構何かとイライラ、ストレスを受けやすい彼に
「怒っちゃダメだよ、イライラしちゃダメだよ」と
機会のあるたびに言っています。
今日はマッサージをしながら、
外因、内因、不内外因の話をしたら
ウトウトしながらも
「そうだね。本当にそうだね」と聞いていてくれました。
そうなのです。
「具合が悪ければ病院に行けば良い」「薬を飲めばいい」
「誰かに治してもらえば良い」なんて考えている方がいたら
改めてください。
今の状況、放射能や環境汚染のことは置いておくとしても
外因に対しては
暑さ、寒さ、湿気、乾燥などが
身体に及ぼす影響をできるだけ防ぐ、
身体を鍛えて、受ける影響をできるだけ小さくする。
内因に対しては
怒らない、悲しみや、心配などを過度に感じない。
(ないものねだりの感覚で不満ばかりもったり、うらやんだり
悲しんだりせず、何事も 感謝して受け入れる)
そして不内外因に対しては
バランス良く美味しく戴き、暴飲暴食は避ける。
働きすぎない、遊びすぎない。要するに不摂生しないこと
私達が健康でいる為には
病気を引き起こす原因をきちんと理解をすること
まだ、病気とはいえない未病の状態のうちに
自分の心や身体の変化に気付いて
「自分の身体は自分で守る」という気持で
生活をしていく必要があると思います。
「長生きしようなんて思わない」といって
暴飲暴食、不摂生したり
怒りまくったり、イジイジ悩んでばかりいたり
人や物に執着しすぎる
そういうことは止めましょうと
私も自分に言い聞かせます。
重大な病気に掛かかる前に気付きましょう。
また、掛かってしまってからでも
不安がってパニックを起こしたり、
「自分だけがどうして」と気力を無くしたり
怒ったりイライラするのは避けたいです。
自然治癒力を高める為には反って良くないのです。
有るがままを受け入れて、必要なことを学んで
ひとつひとつ実践していけば
きっと良い結果につながっていくと
私は信じています。