手術当日 手術なう | 首のしこりと僕 側頸嚢胞〜癌 目指せサバイバー

首のしこりと僕 側頸嚢胞〜癌 目指せサバイバー

47歳美容師 
40の時に突然の癌宣告 
ウィルス性中咽頭がん
5年後、鎖骨リンパ節転移
手術、抗がん剤、放射線

2022/3 胆のう摘出

手術室に入りました。


手術の係の方を紹介されます。

失礼ですが体格の良いハキハキした女性の方で、印象は
魚市場の頼れるおかみさんという感じ。

毎日新鮮な肉体を捌いています^ ^みたいな



それと研修中の方かな?若いアシスタントの方

この2人は当然ドラマのようなあの青い服を来ています。


確かあの服が緑とか青なのは血の色が目立たないようにしてるんでしたっけ?




先ずはテーブルとパソコンが沢山ある部屋に案内されました。

ここで名前と手術の内容を確認します。

係の人>頸部悪性腫瘍を生検に出すための手術と
中咽頭部の郭清術ですね。


僕の場合は首の癌化した嚢胞と念のためにその周りのリンパ節や筋肉の一部を取る手術です。

良性なら腫瘍だけで済むのでしょうけどね、、、




そしていよいよあの部屋へ


様々な機器の真ん中にベッドが置いてあります。

他に麻酔の先生と外科医の先生がひとり




先ずベッドに寝かされますが、

係の人>うーん 髪の毛長いですね

先生>ロン毛 だね  ロン毛   ロン毛なんだね~


僕の心の声>え?!ダメなの?やっぱり切ってくれば良かった。3回も言ったけど笑



結わいていたのですがお団子の位置が悪かったらしく係の人に結わき直してもらいました。


そしてふたたびベッドに。


ペタペタと心電図?のアレをつけられて

係の人>腰を浮かせて下さ~い


シュルッ!!


一瞬でパンツを脱がされました。

職人芸ですね。


そして麻酔科の先生 若い女性でした

はーい 酸素が出てるので大きく深呼吸して下さーい

酸素マスクをつけて2回ほど深呼吸をした所で



あとは全く、、、、、


眠った記憶もございません。


おそらく手術室に入ってから10分も経っていないと思います。






、、、、



、、、、、、、、





、、、、、、、、、、、、なんだよ~


、、、、、、起こすなよ、、、



なんだか気持ちいい夢を見てた感じでした









看護師さん>終わりましたよ~



お部屋にもどりますね~



ガラガラガラガラ

ベッドで部屋まで運ばれます。


麻酔影響もあるのでしょうが、目が開けられないんですね、、、、


グルグルと回されている気分で猛烈な吐き気に襲われます。


部屋に戻ってくると嫁の声が




実は嫁にお願いしていたことがあったのです。

手術から戻って来たら写真撮って


俺ピースするから笑



余裕な所を見せて心配をしている皆さんに安心して頂こうと思ったのです。


カシャッ!カシャ!カシャ!

シャッター音が響きます。


あまりの痛さと吐き気で悶絶している僕は自分でお願いしておきながら、嫁に殺意を抱いたのでした。







その時の写真です

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手術を甘く見ていました。






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