がんと診断された家族を、サポートするコツがあります。 | 加藤隆佑 ameba blog

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がんのなぜ?どうして?どうしたらよいの?を始め、とにかく分かりやすく紹介し、不安を解消し、がんと闘う気持ちをますます強めて頂きくメッセージを送りたいと思います。同時に、家族がどのように支えていったらよいかを考え、共に考え、応援していくブログです。

こんにちは。加藤隆佑です。

本日、「がんと向き合うために知ってほしいこと」というタイトルの、3冊目の本が出版されます。

無事、本屋さんに並ぶことになって、ホッとしております。

さて、本日の本題です。

がんと診断された家族を、サポートするコツがあります。

よりよいサポートが、よりよい治療結果につながります。

たとえばですが、つらいがん治療をしている奥様に、旦那様が、どうやって接したらよいのか?

そのことについては、以前のブログで、以下のようにご説明しています。

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男性は、仕事中心の生活を送っている方が多いです。その結果、奥様のがんのことを相談できる相手がおらず、悩み続けている方もいます。

さて、旦那様にしてほしいは、以下のことです。

「奥様のお話や気持ちを聞く。がんのことを、話し合う。」

とてもデリケートな話であり、なかなか話あえないかもしれません。

そうであったとしても、勇気をふりしぼって、このテーマで話し合って欲しい
のです。

自分の想い、奥様にしてあげたいこと、してほしいこと。なんでもよいので、いっぱい話をしてみてください。

日常会話すら満足にできなかったのに、急に話し合いなんて、できないという人もいるでしょう。

話あったとしても、考え方で衝突するかもしれません。

衝突したとしても、最終的には良い結果にすることはできます。

何回も話し合っていくうちに、落とし所が見えて、そして、夫婦の絆が深まればよいなと思います。

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3冊目の本である「がんと向き合うために大切なこと」では、このことについて、さらに詳しく解説しています。

それ以外にも、

・子供に、自分ががんであることを伝える方法
・治療を受けている方に対して、家族にしてほしいこと
・がんになって、怒りやすくなってしまった旦那様に、できること
・高齢の親が、がんになった時に、子供にしてほしいこと

といったことを解説しています。

寄り添っているつもりが、治療を受けている人には、ストレスになってしまう、俗に言う寄り添いハラスメントありがた迷惑になっていることもあります。

そうならないような、気遣いの仕方というのがあります。

2人に1人が、がんになる時代であり、どうやってサポートをするかは、少しでもたくさんの人に知ってほしいです。

そして、あなたのサポートが、がんの方の元気の源になってほしいです。