● 親族で大腸がんになった方がいらっしゃったら、大腸の検査を一度はうけましょう。
こんにちは。加藤隆佑です。
あなたの親族で大腸がんになった方がいらっしゃったら、あなたも大腸の検査を一度はうけましょう。
先日も、直腸がんで、多発肝転移の方がいらっしゃいました。
その方は、今はがんはすべてない状態になり、落ち着いています。
たまたま、その方の家族のお話を聞く機会があったのですが、聞いてみると、お兄さんも大腸がんで若くして亡くなられていました。
実は、そのような方は、珍しくなりません。
もし、あなたの血縁で大腸がんになったことがある方は、あなた自身が大腸がんになる可能性も高くなると考えた方が良いです。
従って、もし大腸のカメラ(便の検査ではダメです)を受けられたことがないならば、一度は検査を受けてください。
たとえ、その検査で異常がなくても、4から5年に1回は、最低でも大腸のカメラを受けた方がよいです。
大腸がんは早期発見すれば、完治する病気なので、定期的に検査を受けてほしいのです。
もちろん、赤肉や加工肉も、大腸がんの発生リスクになるので、それらを食べ過ぎないことも大切ですよ。
ご家族の方が大腸がんになり、どのように支えていったらよいかは、こちらにも書いてあります。
手術、放射線療法、抗がん剤の副作用、食事療法、免疫療法など、がん治療に関わることをアドバイスしています。