【いよいよ第1回目、令和5年6月10日(土)キックオフ!】

「がんと運動全国キャラバン」
〜Move with Me!〜

第1回目、参加者募集開始いたしました!

https://movewithme20230610.peatix.com/




わたくし、広瀬真奈美は、
令和5年6月10日から令和6年8月4日まで、全国12都市、
各地域のがんリハビリテーションに関わる医療従事者の先生と共に、
がんと運動についてのセミナーを開催して参ります❣️


参加費無料です

第1回目は!

慶應義塾大学信濃町キャンパス(医学部)内の
歴史ある予防医学講堂にて、


慶應義塾大学医学部リハビリテーション医学教室教授であり、
キャンサーフィットネス理事の辻哲也先生と共に開催いたします!! 



会場参加と、オンライン参加もございますが、
可能でしたら、ぜひとも会場まで足をお運び下さい。

運動のイメージというと、

みなさん、ジムでの筋トレとか、

ランニングとか、とてもハードな印象を受け取る方が多いので、

その運動のイメージを払拭したいとも考えています。

がん患者さんのために、
今回、あえて、キャッチコピーを作りました。

運動→Moveと呼んでみませんか^^/

〜Move with Me!〜



私と一緒に体や心をMoveしましょう!

1部 がんと運動のおはなし
2部 広瀬真奈美と一緒に体をうごがしてみよう!
3部 ご質問にお答えしたり、今日からできることを考える、お話し会。(自由参加)

2時間のセミナーです。


後援:日本がんリハビリテーション研究会、福島県理学療法士協会、
日本対がん協会
協賛:株式会社アデランス

この後、長くなりますが、このキャラバンへの”思い”をお伝えさせていただきます。
この活動は、キャンサーフィットネスを設立して、
10年目になる年ですが、

今までのがん患者支援活動の集大成として、
死ぬまでに、これだけは、
やらなければならないという使命感と責任感と覚悟を持って、
開催いたします!!

是非とも、みなさま、ご参加、ならびに、
応援をどうぞよろしくお願い致します🙏

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(ご挨拶)  
一般社団法人キャンサーフィットネス 

代表理事 広瀬真奈美


〜がんと運動全国キャラバンを開催する理由〜


 医療の進歩により長期生存も見込めるようになり,がんサバイバーも毎年増加しており,現在では700万人以上のがんサバイバーが日常生活を送っています。
しかしながら,これらのがんサバイバーのなかには身体・精神症状や機能障害のため日常生活に何らかの支障や制限が生じている方もおり、
特に化学療法や放射線療法を施行中・施行後のがん患者さんは治療の副作用などにより、身体活動や身体機能の低下が生じるリスクも高く、倦怠感や、筋力が落ちるなど、そのために日常生活動作(ADL)や家事、仕事など、日常の生活や、社会活動が制限され、実際にお困りの患者さんが多くいらっしゃいます。
治療時に、主治医から、ウォーキングなどの運動を勧められる方も多いと思いますが、実際に、患者さんは、がんに対するイメージも強く、安静にしないといけないのではないか、または、運動はしたほうがいいと分かっていても、運動を自ら積極的に行うことに不安や困惑を感じられることも多く、安静にしがちです。
また,高齢化に伴い高齢がん患者も年々増加しており、高齢がん患者は、すでにADLの低下、フレイル,サルコペニアの可能性もあり、治療前から、リハビリテーションの受診や、自主的な運動も重要と考えられます。
このように、あらゆるがん患者さんが、がんになっても、ADLの低下を予防・改善し前向きに生活ができるように、治療開始前から 治療中,治療後の療養生活にかけて、リハビリテーションを受診できることが理想的でありますが、
現在の診療報酬の「がん患者リハビリテーション料」では入院中のリハビリテーションの算定のみが認められており,外来でのリハビリテーションの算定は認められていません。また、在宅サービスにおいてもがん患者に対するリハビリテーションの提供は十分ではなく、退院後のリハビリテーションは患者の自主的な運動トレーニングに委ねられることが多いことが現状です。
この実状をご存知ないがん患者さんも多く、退院後に困る方も多くいらっしゃいます。
そして、3年のコロナ禍の生活の影響もあり、昨今は体力低下を訴える患者さんも増えております。
運動は大切だとわかっていても、運動は苦手、面倒と感じる方も多く、不活動になりやすい状態の方も多いのが現状です。
社会復帰のためにも、治療の完遂のためにも、このがんと運動全国キャラバンにより、がん患者の皆様が、不活動にならず、体力を維持し、元気に過ごすことができるよう、がんと運動についての正しい知識を得て、実際に、会場で、一緒に、運動をしてみることで、体を動かすことの爽快感を経験していただき、運動を生活習慣にしていただくことも目的としています。
また、患者さんには、“がんリハビリテーション”をご存知ない方も多く、この活動を通して、がんリハビリテーションを知っていただき、尚且つ、患者にとって、がんリハの重要性を啓発して参りたいと考えております。
患者にとっては、リハビリテーションは退院後にも継続的に実施されるべきであり、がん患者の生命と暮らしを守っていくために必要かつ適切な診療報酬として重要課題であり、厚労省への要望書を提出する予定もございます。
このキャラバンを通して、参加者の方からのご署名のご協力もお願いしたいと考えております。
以上、このような見解により、がん患者が、がんになったからとあきらめずに、
より生活の質の高い日常生活を送り、身体活動を維持・増加し,ADLを維持できるように、このプロジェクトを実行して参ります。
どうぞよろしくお願い申し上げます。

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