自分は、多分、自分の患者さんたちとの関係が、
他の医者と比べてすこぶるいい。


それは、自分のキャラクターでもあり
周りをサポートしてくれている病棟、カテ室の看護師のキャラクターのお陰でもある。




だから、恐らく、こんなに本音を話せる関係は
普通の癌治療ではないだろう。

そのくらい、フランクに患者さんとも接している。


あっ、コーヒー、美味しかったです。
本日の終業前、疲れ切った時に飲んだ例のコーヒー
美味かったなああ。



僕は、アホが嫌いです。
だから、ちゃんと学会発表等で自施設の成績を報告もしてますし、妄想で、たった一人の満塁ホームランの完治例をあげて 
その他99人の患者を騙して死に誘うような医者ではありません。


総合病院の医者なので。

がんセンター育ちの医者なので。


でも、そんな時、いつも思うのは、
結局カテのような技術が介入する領域は特に
医者と感謝さんとの関係は非常に大切だななと。


僕は、治療には一切手を抜きません。
しかし、僕が神ではなく単なる人間である以上、
自分に対して攻撃的な人間をどれだけ救いたいかと
腕を振るえるか自信がありません。


かつて、精神的トラブルを抱えた患者さんやご家族が
数組ですが、外来で暴れたことがありました。


警察は呼びませんでしたが
当院の守衛さんを呼んだり、
紹介先に事実関係を報告したりしました。


結局、医療は特別ではなく
社会性のひとつだと思います。

社会性の中で優劣があって、
交渉するだけなんだろうと思います。


もう一度書きますが
僕は、自分が受け持つ患者さんたち
現状治療している患者さんたちととは
ほぼ100%良い関係でお付き合いをさせていただいてます。

信頼関係がなければ、生死をかけた治療の話も、実際の治療もできません。



だからこそ、僕も医者として、みなさんも患者さんとして

社会性のある医療を一緒に頑張りましょう。



そして、過去に何度も書いてますが

クリニック系に傾倒したがん患者さんの先々は
本当に大変だと思います。

事実です。


理由は何度も書きました。

僕は、すべての患者さんを救うことはできませんが
筋道立てて、医師と患者として、良い関係で
良い治療を築きたいと思っています。



クリニックと名のつくまやかし治療に騙されたくなければ
ぜひ講演会に来て、その本音を僕から直接聞いてみてください