久しぶりにブログを書く。

外来始まるまでに一気に3本書くつもり。
書けるときに書かないと、気力も時間もなくなるので(笑)



年始からの外来、カテのラッシュと重なり
うちは中学受験で大変でした。


単身だし、普段、まったく子育てには関わっていないが
子供との関係は良い方だと思う。

だからこの2年間、相当に勉強をしている子供を見てきて
なんとか合格して欲しいと思うのは、親としていたって普通だろう。

それはどこのお子さん、親御さんも同様で、

2日間、朝から夜まで受験に付き添いましたが
親御さんたちの熱心さは相当ですし
また自分も含めて、きっと世の親御さんたちは、心も体も疲れ切ったことでしょう。

本当におつかれさまでした。

自分のことは、気持ちの整理も出来るが
子供のこととなると、いてもたってもいられない。

自分のことを聞くよりも
子供の合否を知る瞬間は久しぶりに緊張した。

これって、30代、ときに20代のお子さんがいるがん患者さんのことを思い出す。

自分が生きる理由は、子供のため

そういうお気持ちを何度も見てきた

壮絶でした

やはり、人は子供のためとなると、命がけになる

ママさん患者を診ているときは
全ての治療スケジュールをお子さんの予定に合わせたりした
なんとしても、イベントに参加できるように考えた。
これから先は、卒業式、入学式だろう


これからも、若い患者さんにも全力で治療に携わっていきたい


また、実は上の子は既に成人してるので、
うちのカテ室のスタッフも子供と年がそんなにかわらない。
接する感覚も似ている。
ついつい、生活指導みたいなことも言いたくなる(笑)

自分に厳しく出来る方なので
つい、他人にも厳しくしがち
よって、指導はきついと思う

思い出せば、がんカテを立ち上げた時は、
スタッフがいつかなかった。
いまよりはるかにやさしいフリをしてスタッフに接してきたが
一般的ではない治療内容や独得の治療環境に
そもそもついてこれない
やる気もないひとが多かったと思う

今は、人生の中で一番スタッフを厳しく指導している、かな
そして、一番スタッフの成長が速い
辞めたいと言ってきたスタッフは
他の施設にステップアップするひとりだけだ
(本当に残念だが)

子供の育て方に近いものを感じているが
いまどき、と言われる年齢層の若者を
うまく育てていく方法論
がん治療に携わりながら、同時に学んでいる毎日

スタッフには本当に恵まれている。



なお、うちの子は4月から希望していた中学に通学できることになりました。

しばらくは医療(とポケモン)に気持ちを専念できそうです。






「吹田徳洲会病院 がんカテーテル治療センター」



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