神戸で開催されていた
癌治療学会から戻りました。


今回は外科系の発表が多くて、
自分としては最新の抗がん剤治療をもう少し勉強したかったのですが、


やはり国内の学会では、癌治が1番勉強になるし、刺激的かな。


おもしろい。


日進月歩

これが今の癌治療の速度

1年前の常識が通用しない分野もある



自分のがんカテは、自分が頑張ればいいとして
1番大切な適応を判断するために
今の最新の標準治療、数年後の標準治療を知る必要がある



書いたら延々と書きそうなので、自分が1番インパクトを受けたこと


HER2乳癌に、従来の抗がん剤を使わない時代がきています。


自分では使ったことないから感触を知らないのですが
エンハーツの出現はやはりすごいですね。


成績が驚愕で。


脳転移は通常、BBBのせいで抗がん剤が届かない、だからケモが効かないのに、エンハーツは効く。まじですか。



あと、がんの不均一性は、もはや癌治療をするうえでの常識ですね。


不均一性が、治療抵抗性の主因ですし

ここを理解してリキッドバイオプシーを今後良いタイミングで導入していく。
きっとリキッドはもっともっと、回数も多く実施されるようになるんだろうな。


あと、これもあと数年以内でほぼ全てのがん種で常識になるでしょうが


ICT 免疫治療が
ファーストラインで、分子標的薬など他の薬剤と一緒に使用される時代になるそうです。


5年前の常識はぶっ飛びました。



オリゴ転移に関する発表も多かったですね。
カテも、この層の患者の治療を結構狙っているので
放射線治療との兼ね合いとか、考えさせられました。



そして、こうやって、どんどん全身薬物療法が開発されても
後方ラインとして、がんカテは引き続き意義があるとも確信しつつ、


やはり、癌治は面白い。




つかれた・・・・









「吹田徳洲会病院 がんカテーテル治療センター」



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