寝る前に、ささっと書きます。
自分もこの3連休は、当直もあり、入院患者さんの診療もありで、実質休むはありませんでした。
ここから、医療者と、非医療者の、解離について書きます。きつい書き方になってすいません。
自分本位で書くと、当直やってると熱発患者の対応とかも当然するわけで、コロナを意識した診療は必須。
そうやって、連休という言葉を忘れて医療している最中、テレビで大賑わいの嵐山とミナミひっかけ橋観て
99%の医療者は
わし(私)、なにやってんねん
そう思うと思います。
知事さんとかがよう、コメントしてますよね。
医療者への感謝を忘れずに、と。
正直、詭弁です。
コロナコロナと言われるようになって、もうすぐ1年。
コロナ最前線の医療者の皆さんは際たる状態として
我々のようなトリアージをしている医療者も
精神的、肉体的、限界に達していると思います。
それでも、医療は止めることができない。
働く。
テレビで、
「こんなに混んでるなんて思わなかった」
「三密避けて、満喫します」
どんな綺麗事言われても、医療者の心身は荒むでしょう。
経済を回すということをわかろうとしてます。
それは、健常人があって成立します。
健常人を維持するために、自己犠牲で働く多くの医療者がいます。
土日も連休もありません。
それでも医療者は国民のために働けという、愚かな人もいるでしょうね。
他国では医療者が、ストライキをする時代。
日本人だから、ストライキになってないだけです。
それだけ、日本は、過去の教育で、自己犠牲が美徳化されています。
悪いことではないけど、その国民性は。
でも、その美徳がまかり通ってた時代じゃないんです。
たぶん、この調子で長期戦になったら、医療者はコロナの現場からどんどんいなくなります。
自分の、もしかしたら死ぬかもしれないリスク犯して、人のために働いて、それで、ネットテレビで、コロナ拡散をしている人たちを見たら。
耐えられません
そのくらい、今、医療者は、厳しいと思います。
東京とか大阪の知事のね、
医療者への感謝の気持ちとか
そんな言葉は正直いらないです。
いらないと思ってる医療者、多いと思います。
いろいろやらかしてくれている政治家にお願いしたいのは、医療者を現実的に守ってくれることを最優先してほしいですね。
形だけの言葉なんていらないです。
やってることは、医療者特攻隊的発想なんです。
医療者の気持ちが折れたら、この国は厳しいことになると確信しています。
数日間、数週間の
外食、宴会、旅行、イベント
そのくらい、我慢してください。
我々医療者は、そもそもそんなことさえ行ける時間的肉体的余裕もなく、対外的に行くこともできず。
自分たちを律して、コロナが外で量産される。
医療を壊したら、日本が壊れますよ。
TVの観光客「経済を回そうと・・」
偽善です。
そんなことは言わないでください。
健康が壊れたら、経済なんて維持できないこと
誰もがわかるでしょ。
命以上に大切なもの、ありますか???
これは、僕個人の意見ではなく
恐らく多くの医療者が思ってることです。
「吹田徳洲会病院 がんカテーテル治療センター」
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