熊本の震災で多くの方が亡くなった。

その中で、がん治療をされているかたは、その中断を余儀なくされ、

大変なことになっていることをブログやメールで知った。


そしてまた、大阪で再会することを楽しみにしていた、僕の大切な若い患者さんが、

大阪にくる直前のタイミングで震災となり、

がん治療が継続できなくなり、

そして、今朝、ご家族から他界されたことをご連絡いただいた。



うちの施設に入院中、カテで元気になってくれて、いつも旦那さんと仲良く、またにゃんこと3人で病室で談笑したことがすぐ最近だったので、


まだ自分も、もう会えなくなったことが信じられず、受け止められない。

寂しいです、悲しいです。



震災が、直接人を襲うだけでなく、間接的に病気のかた、体の弱いかたに大きな負担を強いていること、そのような場合にがん治療も、他の施設で継続するために、我々がん診療をしている人間に大きな課題があると思った。




「吹田徳洲会病院 がんカテーテル治療センター」



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