「がんカテーテル治療」




現在の医療はどこに向かっているのか、末端(?)の我々にはわかりません。

ただし、より良い医療には、人材、機材、薬剤など相応の金額がかかります。

そして、これはかなりドラスティックな話ですが、

  90歳の心筋梗塞

  30歳の心筋炎


どちらを救うべきなんでしょうか?


本気で医療行為をすれば、どちらも充当なのでそうれ相応の機材や薬剤を投下いたします。


とうぜん、30歳の未来ある方の命を全力で救おうとしますよね。


90歳の場合。 例え命が救えたとしても。身内がいない、意識がない、帰るところがない、そもそも、だれも見舞いに来てくれない。

こういうこともままあります。


何でもかんでも助けるのがいいのか?  それはご本人の人間としての尊厳を軽視していないか?


本当にいつも悩みます。



日本は、このような道徳的な観点が非常に遅れています。他院の生き方に無責任だからだと思っています。


この方が本当にどのような最期を望んでいたか、ちゃんと示すための制度が必要でしょう。
ご家族の中での意思統一が必要でしょう。


今は生前から意思表示する手段がいくつかあります。


死、は自分の最期の晴れ舞台。 ぐちゃぐちゃにせずに、きっとスマートに旅立ちたい方のためにも、こういう話し合いはぜひ早めにしとかれたほうがよろしいかと思います。



「がんカテーテル治療」



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