再検査、受けました | 40代夫婦の暮らしと乳ガン日記

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2022年5月、43歳目前にして乳ガンになりました。
世界一元気なガン患者を目指す私の病気がわかるまで〜闘病生活についての備忘録です。

美味しいゴハンをこよなく愛する40代夫婦2人暮らしの日常。グルメや旅行、好きなものについても気ままに綴ります。

クリニック受診に至るまではこちら


2022年4月25日 クリニック初診

まずは問診票の記入から。

過去の病歴やアレルギーの他、受診にあたり経過を詳しく記入する欄があります。

曖昧な記憶を遡りながらの作業に結構な時間を費やしました。

ちゃんとメモして来れば良かった…

 

恐怖のマンモグラフィー検査

検査着に着替えるとすぐに若い女性の技師さんに呼ばれました。

マンモ=激痛のイメージしかない私。全身ガチガチに力んでます。

すらりと長身の可愛らしい技師さん。

「力を抜いてリラックスしてください~」

「肩の力を抜いて~、はい!リラックス~」

と何度も促されます。

あれ?思ったほど痛くないかも??

 

先生と初対面&診察

マンモでどっと疲れ、待合室でしばし休憩。ほどなくして診察室へ案内されます。

先生と初めましてのご挨拶を済ませ、これまでの経過をお話しします。


・4年程前から右胸の外側に小さなしこりがあること

・他クリニックでは良性と言われていたこと

・健診では経過観察と言われ続けてきたこと

(先ほど記入した問診票のおかげでスムーズに話せた!)

 

続いて、マンモ画像を一緒に確認しながら、先生の解説。

「まずは左側の画像、細かい白い点=いわゆる石灰化と言われるもの、これが数か所確認できる。

ただしこれはあまり気にする必要はない。

対して今回再検査と言われている右側、ここに石灰化は見られないが、こういったお胸の特徴をお持ちの方に全く石灰化が見られない、といったことは考えにくい。

この白く写っている部分、これは全て乳腺。

年齢的にもまだ乳腺が発達していてマンモの画像では全体的に白く写ってしまう。

つまり石灰化があっても確認がしづらい。

よって健診で毎回超音波を受けていたことは間違いではない。

もう一度超音波でよく診てみましょう。」

ふむふむ、とても簡潔でわかりやすい。

淡々とはしているが、はっきりとした口調で信頼できるタイプだな、と安心してお任せすることにしました。

 

超音波検査

「あー、これね。確かにあるね。

外側に8㎜程度、そのすぐ内側に6㎜程と3㎜程の2つ。

内側の2つは悪いものではなさそうだけど、気になるのは外側の一番大きい腫瘤。

ちょっと形がいびつなのと、血流が多いのが気になるな。」

と、画面を見せながら実況中継をする先生。

たしかに1つだけ、ぼんやりとしたジェリービーンズのような形をしたものがある。

あとの2つは輪郭のはっきりした楕円形だったので、明らかに違いがありそう。

画像を見ながら、これはもしかすると…という思いがよぎった。

 

検査を終え

「悪いものかどうか、見極める為にも組織を取って検査しましょう。

まだそこまで大きくないし、悪いものでないなら早く安心させてあげたいからね。

針生検という細胞診なんだけど、大学病院でやってもウチでやっても結果までは同じく2週間。

もしウチでやらせてもらえるなら次回の予約を取ってください」と先生。

安心させてあげたい、と言った先生の気遣いが心に残り、その場で針生検とやらの予約をお願いすることにしました。

 

億劫だった検査を受けて正解だったかもしれない。たぶん、悪いのだろう。と少しだけ覚悟をした日。

 

この界隈で評判のパティスリーへ寄って、美味しいケーキを買って帰ろう。