セカンドオピニオンを希望してもそう早く進むわけではありません。
主治医にセカンドオピニオン先に送るお手紙と、病院様にはCDデータやら資料を一式用意していただかなければなりません。
セカンドオピニオン先も暇ではありませんから、受けられる日程や都合もあります。
やはり1病院につき書類を用意+予約で数日はかかりました。土日はやっていないですから、おおむね1週間は治療スタートが遅れると思います。セカンドオピニオンは納得してスタートする為には必要な過程ですが、ゆっくりやる事でもないと思っています。
母の場合は、運が悪い事に見事にGWを挟んでしまったことで、セカンドオピニオンを終え納得して入院治療スタートまでに3週間ほど遅れました。
特に患者の気持ちとしては今すぐにでも切除したい、治療したい、でしょうから。
強がりな母でさえ、とにかく不安がってしまいましたから、私としてはセカンドオピニオンを受けようといった手前責任を持とうと思いました。まずはバイタルチェック。
母はとにかく病院嫌い(前述したとおり病院へいくと病気がわかってしまって怖いから)です。ですので、体調不良も自分の感覚に頼って生きてきました。悪性胸膜中皮腫の異変に対する受診もギリギリまで自分の意志では行きませんでしたしね。
そんな母へ
「母さんしんどくなったら教えてね?」と言ったところで私に素直にしんどいというわけもなく。強制的にわかるようにしなければと考えました。
また、転倒、心拍、心電図、血中酸素濃度、血圧、歩数、このあたりを普段から見ていたら、少しの数値の変化で異変を本人の意思関係なく、強制的に感知できると思いました。
母はスマホが使えませんが、ここ「ヘルスケア」というところを押すだけじゃけん、といって強制的に持たせました。
同時に、applewatchも装着してもらい、毎朝起きたら、血中酸素濃度測定、心電図この二つだけはやってもらうよう、使い方を教えました。
applewatchはGPS+セルラー版を買わなければいけません。
GPS版だと、スマホから離れると通信が切れてしまい、何歩歩いたか、転倒していないか等が外出先で分からなくなります。
また、フェイスタイムを教え、母の表情や顔色や痩せ具合についてもできるだけ把握できるよう努めています。