「継続が大事」って、よく聞くけど  
それって本当に“続けること”なのかな?
って思ったことがある。

私は昔、ダイエットを頑張っていたとき、  
「続けなきゃ」って気持ちが強くなりすぎて、  
運動も食事も無理をして、  
結果、体調を崩したことがあった。



当時の私は、

毎日30分以上は必ず歩かなきゃって決めていて、  
友達との約束の時間を遅らせてもらったり、  
飲んで帰りが遅くなった日も歩いたり、  
みんなで電車移動のときも、
自分だけ歩いたりしていた。


食事も、

間食はダメ  
夜ご飯のあとのデザートもダメ  
お腹いっぱい食べるのもダメ  

って決めていて、

“頭で食べる”感じで、  
全然楽しめなかった。



「これをしないと痩せない」  
「これをしたら太る」

そんなふうに思っていて、

今思えば、
ちょっと強迫観念みたいになっていたと思う。

太ることが、怖かった。




痩せれば、なにもかもうまくいく。  
そう思って、必死に頑張っていた。

でも、

頑張れば頑張るほど  
人間関係もギクシャクしていって、  
何より、思うように痩せなかった。



それで、余計にイライラして、落ち込む。



今思えば、あれは“継続”じゃなかった。

ただ「やめないこと」に執着して、  
自分のことを置いていってた。





最近ふと思った。

継続って、ただ続けることじゃなくて  
「自分の在り方や心地よさを選び続けること」  
なんじゃないかなって。



人って毎日同じじゃない。

元気な日もあれば、  
何もしたくない日もあるし、  
ちょっと距離を取りたくなる日もある。

感情も、体調も、波があるのが普通。



だからこそ、

やる気がある日はちゃんとやって、  
しんどい日はゆるめたり、
休んだりする。

でも、完全にやめるわけじゃなくて、  
また戻ってくる。



これって、なんだか
人間関係に似てるなって思う。

ずっと仲良しでいなくてもいいし、  
近づきすぎて疲れることもあれば、  
少し離れる時間も必要。

でも、関係自体は続いてる。



そう考えると、

継続って  
「頑張り続けること」じゃなくて  
「いい距離感で付き合い続けること」
なのかもしれない。



この感覚に気づいたとき、  
ふと、料理のことも思い出した。

昔の私は、

・手作りがえらい  
・レトルトはダメ  
・ちゃんと作るのが正解  

そんなふうに思っていた。



でも、家庭を持ってから  
そんなやり方じゃ続かないって気づいた。

疲れてる日もあるし、  
時間がない日もある。



そんな中で「ちゃんとやらなきゃ」を優先すると、  
どんどん料理がしんどくなっていった。



でも、

レトルトを使ってもいいし、  
簡単なもので済ませてもいいし、  
その時の自分に合うやり方を選ぶようにしたら、

料理がラクになって、  
むしろ楽しくなった。



そして思った。

無理して頑張った料理よりも、  
自分に合ってる料理の方が、  
ちゃんと美味しい。



これはきっと、料理だけじゃなくて  
いろんなことに言える。



正解に合わせようとすると苦しくなる。

でも、

自分に合わせていくと、  
ちゃんと続くし、満たされる。



だから私にとっての「継続」は、

無理して頑張ることじゃなくて  
自分との関係を大切にしながら、  
いい距離感で付き合い続けること。



続けるって、  
もっとやさしいものでもいいのかもしれない。