爽快に晴れた空。
気温は日毎に高くなり、日差しも暖か。
それでも吹き抜ける風はまだ冷たく、冬から春へ、季節が移り変わるのを惜しんでいるよう。
春になれば、卒団していくカナリアンズの選手たち。
寒いのは嫌ですが、まだ冬でいてくれてもいいのにな・・・なんて思ってしまいます。
さて・・・そんな感傷に浸っている場合ではありません。
選手たちは、ここで終わるのではないのだから。
次の舞台でのスタートダッシュを成功させるため、今こそしっかり準備することが大切。
4月になって、新たなチームでベンチを温めてばかりの選手たちより、やっぱりピッチで伸び伸びと活躍する姿を見たい。
予定した試合を全て消化して、あとは練習だけのカナリアンズですが、妥協なく本気モードで取り組みます。
今日の活動は、午前中、最寄り公園で練習。
ヘッドコーチが旅に出て不在ですが、しっかり目標を掲げて意識高く、頑張っていきましょう。
今日の練習のテーマは、以下の2つ。
①中学レベルのサッカーに向けたフィジカル向上。
②カナリアンズらしい、”繋ぐ”サッカーの実践。
練習前、2つのテーマを説明する前に、今、自分たちに何が必要かを問いかけました。
そこで、選手から”体力向上”が大切なんだと答える声が。
嬉しいですね~
みなまで言わなくても、こちらの意図していることを理解して活動できるようになったんですね~
立ち上げ当初は、どんなに説明しても、キョト~ンとして頭の上に『???』が並んでいた選手たち。
本当に頼もしくなってくれました。
練習テーマを理解したら、まずは4月からの中学レベルの練習に、ちゃんとスタートから付いていくための体力づくりから。
これからは、多少足元が器用で技術があっても、走れない選手はピッチに立たせてもらえません。
広くなるピッチ、延びる試合時間・・・
あらゆる点で、運動量は一気に上がります。
・・・とは言いながら、地味な努力は超~苦手な選手たち。
機嫌良く取り組んでもらうため、ゲーム感覚を取り入れたメニューで体力向上を目指します。
要素としては、ダッシュ → ストップを繰り返す緩急をつけた動き。
ボールコントロールを含めた動作では、集中力と丁寧さを求めます。
まずはボールなしの競争からスタートし、慣れてきたらボールを使って、徐々に動きを複雑にし、運動量も上げていきます。
4人一組の3チームによる競争。
チームが勝つためには、スピードだけでなく、頭の回転、丁寧さが必要。
勝敗がかかったメニューにすると、一生懸命楽しそうに取り組んでくれる選手たち。
久しぶりに、地味な練習で体力的に負荷をかけましたが、みんな本気で向き合ってくれました。
瞬発力を鍛えた後は、持久力向上。
久しぶりの10分間走。
公園の、小高い丘の周りのアップダウンのあるコースを、自分の限界のスピードで周回。
1本目のランニングで、個々にベストな周回数を設定したら、3分のインターバルの後、その記録を越えるための2本目のチャレンジ。
1本目で足がつったりした選手もいましたが、全員、2本目も今の自分の限界にチャレンジする、全開の走りを見せてくれました。
がっつり走り込んだ後は、2つめのテーマの練習。
6人づつの2チームに分けて、ミニゲーム。
”つなぐ”サッカーを目指すため、シュートなしのドリブルインとし、相手陣内と自陣でのボール回しの意図を考えながらプレーしてもらいます。
ボールを持ったら、常に前に前に・・・と攻め急ぐ選手たち。
マイボールの大切さと、速攻と遅攻の使い分けをイメージし、要所要所でコーチからの指導をはさみながら進めます。
オフザボールの動きを随所で指摘され、頭を使いながらのプレー。
いつもなら、勝敗だけにこだわった雑なプレーばかりとなりそうなものですが、今日はちゃんとテーマ通り、課題を意識しながらプレーしてくれました。
今日は、終始充実した表情で練習に取り組めた選手たち。
実際には、選手曰く「しんどい練習」だったはずですが、意識次第で、こんなにも楽しく取り組むことができるんです。
この春休み、地道な練習も、「しんどい練習」と思わずに、楽しみながら新たなスタートに向けた準備をしてもらいたいと思います。
さあ、最後の瞬間まで、カナリアンズは走り続けますよ!
≪代表 宮武≫