惨敗・・・
選手もコーチ陣も、悔しい思いを残して、全日へのチャレンジを終えることに。
正直、全く歯が立たないレベル差は感じられませんでしたが、強いて言うなら、相手の方が落ち着いて自分のプレーを表現出来ていたと思います。
今日の試合の勝敗は、”勝利への執着心”が強い方が勝つと思っていました。
しかし、結果的に敗戦しましたが、カナリアンズの選手たちが、相手より試合に臨む気持ちが劣っていたとは思えません。
ただ、目標達成に向けて負けは許されないトーナメント独特のプレッシャーと緊張に加え、”勝ちたい”という思いが硬さとなって浮足立ってしまい、いつのも機動力を発揮できなかったことが大きな敗因のように思います。
試合前・・・
選手たちには、勝敗も大切ですが、とにかく悔いの残らない試合にしようと伝えてピッチに入りました。
・・・が、残念ながら思いっきり悔いを残しまくりとなってしまいました。
そんな、チームとして節目となった今日の様子を語ります。
キックオフ時間はお昼時でしたが、早々にコーチ2人が審判を務めてくれることになっていたので、その時間に合わせて現地集合。
今日は、自転車で移動です。
最近、秋らしく、朝は少し肌寒さを感じるようになりましたが、日差しも良くて、サッカーをするには絶好の天候。
会場のJグリーンには、朝早くから様々な年代のサッカー選手が集い、駐車場が満車になるほど大盛況。
さあ、シチュエーションとしてはこの上ない状況の中、今日をしっかり勝利してトーナメント2回戦で待っているセレッソ大阪さんに挑みたいところ。
今日は、会場到着から遊び半分の選手はいません。
後に続く自分たちの出番を意識しているのか、リーグ戦を勝ち上がったチームの激戦をみんなで観戦していました。
そのうち、自分たちでアップを始める空気に持ち込んで、自主的に行動を開始。
ヘッドコーチを始め、みんなで楽しみながら運動量を上げるアップメニューをこなし、リラックスして試合に入れるように準備します。
いつものように選手チェックを終え、いざ負けられない戦いへ。
トーナメント1回戦。
今日の相手は、大阪市ジュネッスFC 2nd さん。
先週もトレーニングマッチで対戦しましたが、そのときは1-4で敗戦した相手。
はてさて、今日はどんな結果となるものやら・・・
前半立ち上がり、思った以上に緊張とプレッシャーを感じているのか、全く足が動かず、中盤に数をかけてビルドアップしてくる相手に、全てが後手に回って自陣深くで防戦一方。
『う~ん・・・。カナリアンズの実力はこんなもんじゃないんだけどな~』
先が思いやられる、超心配な立ち上がりでしたが、かなりきわどいシーンの連続を、全員で何とか凌いでくれていました。
(相手のミスに助けられてもいましたが・・・)
しかし、硬くなった体でのディフェンスでは、球際のチェックもマークも甘いまま。
そんな状態では、そう長く持ちこたえることは難しい。
案の定、10分くらいで左サイドから折り返されたボールを難なく決められて、痛い失点。
何だか、昨年の5年生大会の初戦を見ているよう・・・
さあ、この状況をどう切り抜けるか?
しかし選手たちも、5年生大会のあの時のままではありません。
応援いただいている家族の皆さんに、今こそ成長の証を見てもらう時。
『まだまだ、これからだ~!』
失点してしまって、少し気持ちを切り替えられたのか、攻撃の気持ちに火がついたのか、徐々に相手陣内に攻め込む時間帯も増えてきました。
それでも結局、前半は0-1で後半に折り返し。
前半、相手が中盤を厚くしていたことに対応して、後半はセンターバックだった迷走司令塔をいつものセンターハーフに上げて、中盤の数的不利をケア。
その分のディフェンスの補強として、フィジカル勝負とヘディングには自信のあるゴリゴリドリブラーを右サイドからバックに下げての2バックで対応。
そして、唯一の熱血5年生を右サイドに投入。
このポジションチェンジが功を奏し、前半の重たい流れを一気に自分たちの流れに持ち込むことに成功。
何度もゴールまであと一歩・・・!というところまで迫りますが、ラストパスと最後のワンタッチの精度に難ありで、ゴールを割ることができません。
前半以上に、お互い激しい攻防が続き、均衡した試合展開で後半も半分を超えた時、歓喜の瞬間は訪れました。
相手GKのパントキックを、バックのキャプテンがダイレクトで跳ね返し、それを前線でエースが2人に囲まれながら体を張って競り勝って、スペースに走り込んできた司令塔前に落とします。
それをうまく拾った迷走司令塔が、今日は迷走せずに最終ディフェンダーをうまく交わしてGKと1対1!
そのままワンタッチしてゴールに流し込めれば!・・・という最後のタッチを、全速力で戻ってきてスライディングした相手に触られる事に。
しかし、そのプレッシャーが功を奏して、そのままふわりとGKの頭上を越してオウンゴール。
『やった!まだまだいける!』
その後も、お互い勝利への熱い思いをぶつけあい、攻守が目まぐるしく入れ替わり、迎えた試合終了間際・・・
相手陣内まで攻め上がった後の一瞬の隙を衝かれて、ディフェンスラインを超えるロングボールのカウンター一発。
もう、数秒も残っていない時間帯に、まさかの失点!
『やられた・・・』
そして、キックオフ直後に試合終了のホイッスル・・・
ピッチを引き上げる選手たちは、この敗戦でそれぞれにいろんな思いを持った事でしょう。
それが全て、自分に向けられた反省と、チームメイトに向けられた感謝であってほしいと思います。
「自分があの時、シュートを選択していれば」
「自分があの時、もっと体を張って相手を止めていれば」
そんな思いと自分のプレーに、『どうして?』を積み重ねて解決策を”実行”することができれば、次の成長に繋がっていくはず。
そして・・・
「味方があの時、声をかけてくれたから良い判断が出来た」
「味方のフォローが早かったから助かった」
そう・・・サッカーは一人ではできません。
チームメイトのプレーから、そういう思いやりを感じ取って、みんなで絆を深めれば、良い関係が築けて今以上に良いチームとなれるはず。
まだまだ続く負けられない公式戦の数々で、みんなで喜びを分かち合えるよう、まずは一人ひとりがレベルアップのための行動を起こしていきましょう。
今日、実は住之江キッズFC JY のコーチが、私たちの試合の視察のために、わざわざ駆けつけてくれていました。
選手たちの進路を考えた動きは、既にもう始まっています。
今日は残念な試合でしたが、その中でも光るプレーはしっかり見てくれていました。
選手たちへの評価も高く、今後、中学1年生やFoot Joy SS さんとの交流試合や体験練習の約束もさせていただきました。
住之江キッズFC JYのコーチの方々、今日は本当にありがとうございました。
試合直後のミーティングで、悔しさのあまり涙を流した選手たち。
仲間とともに味わった歓喜や、悔しい想い・・・その気持ちを忘れずに、これからも成長していってほしいと思います。
選手たちへ・・・
全日へのチャレンジを、このチームで、このメンバーで戦えたことを、本当に誇りに思います。
選手たちの1年前の決断がなければ、私自身も味わえなかったこの体験。
選手たちには、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
「ありがとう!そして、これからもヨロシク!」
家族と応援いただいている皆さんへ・・・
皆さんの支えで、選手もスタッフも、日々、本当に素晴らしい体験をさせていただいています。
これからも、最後の瞬間まで変わらず応援いただけると嬉しいです。
さあ、明日からもカナリアンズらしく、走り続けていきますよ~!
≪代表 宮武≫