今朝の新聞に、戦争や地震災害などで犠牲になった方に、その日になると毎年みんなで黙祷をするけど、
コロナで何万人と亡くなってるのに黙祷しないのは何故だろうという記事があった。
夫はいつも新聞を読みながら私に記事のことを教えてくれるんだけど、
これは黙祷すべき?
自然災害や戦争とは違うのでは?
遺族となれば考え方がかわるのでは、などと
話していたら、
娘が
戦争ってなに?
と、聞いて来た。
日本とかアメリカとか中国とか、いろんな国があるけど、
国同士で喧嘩をすることだよ。
普通は国同士のリーダーさんが話し合いをして仲良くしていくんだけど、話し合いできずに喧嘩になっちゃうこともある。
ミサイルとか鉄砲で殺し合いをする。
どちらの国が強いか喧嘩をする。
でも、それはとても怖くてよくないことだよ。
と、合ってるのか合ってないのか、
娘がわかってるのかわかってないのか
よくわからないけど、私なりに説明をした。
娘:えっ、それパパ行くの?
私:いま日本は戦争してないけど、もしするとなったら元気な大人の男の人が戦争行かなきゃいけないからパパ行かなきゃいけなくなるかもしれないね。
娘:だめ!パパ、戦争したらだめだよ!
私:パパがだめ、というか国同士の問題だからね
娘:パパ、戦争したらだめだからね?
夫:うん、わかったよ。
???
たぶんあんまり伝わってないな。
でも、怖いもの、してはいけないもの、ということは伝わったのかな。
私が小学校3年生のときに学校で戦争のことを聞いて、
ものすごく怖くて怖くて、
明日にでも戦争が起きたらどうしよう
家に原爆が落ちたらどうしよう
お父さんが戦争に行っちゃったらどうしよう
と、本気で悩んだときがあった。
戦争が怖すぎて夢にまで出て来てうなされてた。
きちんとした知識があれば、
突然今日家に原爆が落とされることもないだろうし
明日急に戦争が起こることもないし
そこまで怖がることはなかったのかもしれない。
授業ではなく雑談で戦争について話した先生は、
戦争は怖いものだよと教えたかったのか
面白半分で怖がらせようとしたのか
私の理解が足りてなかったのか
わからないんだけど
とにかくただ恐怖でしかなかった。
知っておくべき知識だし
怖いものであることは確かだけど
必要以上には怯えることはないし
正しい知識で知っていてほしい。
広島の原爆ドームに行って見た時は、衝撃だった。
すごかったとかこわかったとか
そんな陳腐な感想を言うのが申し訳なくて
本当に言葉にならなくて胸が苦しくなった。
まだ娘には理解できないことも多いだろうけど、
正しく知識として知っておいてほしいなと思った。
そして、私もきちんと説明できるくらい知っておきたいと思った。
いまこんな呑気な説明しかできないこのときにも戦争で苦しんでいる子どもたちがいると思うとやりきれないね。
子どものときに戦争について聞いたときと
親になったいま聞いたら
感じ方、捉え方も大きく変わったと思う。
日本だけでなく平和な世界で
子どもたちが成長できること祈りたい。