たった1拝で12神のご加護?詣で後は「発酵」と「スパイス」にこだわる本八幡のヤジッコでパワー倍増
寒い日が続くと体調を崩しやすくなりますが、そんな時にこそ免疫力アップを狙って「発酵」と「スパイス」にこだわる創作料理が食べたい!と思っている人には今回の記事が参考になるかも?
都営地下鉄新宿線の終点、千葉県市川市の本八幡に良いお店があるらしいですよ♪
とりあえず、先ずは小さな地域の鎮守社ながらも、実は12の神様を祀っているという凄い神社からお散歩スタートします!
千葉の市川と言えば、下総の国総鎮守である「葛飾八幡宮」という大神社が有名ですが・・・
今回の記事で最初にご紹介する鎮守社は、大神社から北へ200mの高級住宅街にありました。
※千葉県市川市八幡4-15-4(じゅうにしゃじんじゃ)
十二社神社
創建年代などは不詳ながらも、市川市中央図書館で閲覧可能な『市川市勢総攬』(市川市勢調査会1934)p.167に、以下のような記載がありました。
八幡字古八幡にあり本社は祭神不詳なれども里人の信仰厚く大正五年中此れが改築を企て同年十一月工成りて遷宮式を擧ぐ境内古松老杉蒼然とし面積二三八坪を算す古八幡の氏神たり。
では、鳥居から20m先に対峙する社殿に向かって、まっすぐ上を向いて歩きだしましょう♪
社殿の正面に向かって左手は、地元の自治会集会所。
立派な鳥居はあれども、社殿は小さな祠1つだけの天満社様ですが・・・
小さいながらも「天満」のシンボルである撫で牛様がいましたよ♪
再び本社殿に目を向けると、この神社の由来となった「12社(神)」の内訳が記されていました。
天神5社+地神7社
ここ、十二社神社は昔の古八幡村の鎮守で、天神5社と地神7社、合わせて12神を祭神としているとの事。
この神社の由緒は不詳ながらも、上述にて大正5年に改築されたものと記しましたが・・・
既にこの12社(神)の内訳については、寛政7(1795)年の史料に記載があるようですね。
江戸時代の半ば頃には、この地に「1詣(1拝)で、12神の御加護」体制が成立していたとの事。
境内の手前左手側は児童公園としても利用されていて、日曜の午後4時頃に行ったら地元の小学生たちが元気に走り回っている姿がありました。
Yajikko KITCHEN
さて、参詣後はJR総武線の反対側、本八幡駅南口徒歩5分の場所にある『発酵調味料』と『スパイス』を使用した彩り豊かな創作料理がメインの発酵×スパイス食堂でお食事です♪
※千葉県市川市南八幡1-1-17(ヤジッコキッチン)
お値段は少し高め(1250円前後)だけど、ランチメニューの「薬膳糀カレー」や「カステーリポーク丼」が人気の、日本伝統食文化である【麹】を使用しているのが売りのお店。
今回は趣味の集まりで利用(飲み放題プラン)なので、通常メニューには無い鍋が登場です。
何と、通常より少し甘い味だったハイボールのグラスにも、麹が入っていました♪
スパイスが香るお肉を特製甘糀デミソースで仕上げた「糀煮込みハンバーグ」も、人気1品料理メニューの1つだそうで、子供が喜ぶ顔が見られそうですね。
※税込1050円
シャベルみたいなスプーンや、陶器製の箸置きなど食器類にも凝っていて、若い女性スタッフで固められているお店の意識の高さを伺い知れます。
鍋にも唐辛子、辛すぎたら麹で調味し、サラダやフルーツに掛けるドレッシングもぜんぶ「糀」!
※「麹」と「糀」の漢字使用上における明確な区分は無いそうです(Google)
いかがでしたでしょうか?
今回は千葉県市川市の本八幡駅周辺を散歩し、前半では「たった1拝で12神のご加護」が受けられそうな葛飾八幡宮裏の高級住宅街にある十二社神社さまをご紹介・・・
記事の後半部分では、本八幡駅南口から少し離れた静かな場所にある街の小さな台所「ヤジッコキッチン(Yajikko KITCHEN)」さんをご紹介いたしました。
神の息吹を受け取った後は、「発酵」と「スパイス」にこだわる創作料理でパワー倍増ですね!
総武線高架を挟んで反対側には、トッピングされている肉が美味しいと評判の行列ができるラーメン屋さんもあり、今回ご紹介したヤジッコが男1人で這入り難かったらこちらもオススメです。
皆さんも是非とも、葛飾八幡宮がある本八幡界隈をお散歩してみてはいかがでしょうか?