「意識高い系」で上等!千葉中央で白旗を立てた源頼朝が由来の神社と、やさしいラーメン「きんとうん」 | ゆるポタで心リセット“おれ野_お散歩日記”by_✡CAMMIYA…ちょいマニアックで開運

「意識高い系」で上等!千葉中央で白旗を立てた源頼朝が由来の神社と、やさしいラーメン「きんとうん」

 

寒い日が続くと更に食欲を誘うラーメンですが、どちらかと言うと脂ぎったオジサンのイメージが強くないでしょうか?

 

そこで今回の記事は、人にカラダにやさしいラーメン屋さんを探している人向けにご紹介です。

 

京成電鉄の千葉中央駅で降りて、西口から直線距離約480mの白幡神社さままで来ました♪

※千葉県千葉市中央区新宿1-19-4

 

今回も、先ずは腹減らしのお散歩と日頃の感謝を神様に伝えるお詣りからはじめましょう!

 

信号機がある交差点側が表参道で、鳥居の手前左手には昭和20年7月の千葉空襲による戦火に耐えて焼け残ったという1体の狛犬と、蹲踞(つくばい)がありました。

 

狛犬は江戸時代末期の天保2(1832)年、蹲踞は昭和12(1937)年のモノなのだそうですよ。

 

白旗(幡)を立てる

鳥居を潜った先の左手には手水舎があり、水量は僅かながらもポタポタと絶え間なく滴り落ちていましたよ。

 

宮司も常駐してないこじんまりとした街中の小さな神社ではありますが・・・

 

道路際から拝殿まで、細長く約65mの参道が続いていました。

 

昔(1180年)頃、源頼朝が石橋山の合戦で敗れて安房に逃れ、千葉氏を頼り千葉を通過する際に当地に鎮座していた結城稲荷の境内に陣をかまえ、源氏の白幡(旗)を立てました。

 

このことから、白幡神社と称されたとの事。

 

単なる地域の守護神ではなく、実は奥深い由緒を持つ歴史の古い神社だったのですね。

 

拝殿向かって右手に、頼朝が白旗を立てる以前から存在したという結城稲荷大明神様が鎮座されていましたよ。

 

こちらのお稲荷様を正面にして、県道217号側に白幡神社とは別個の鳥居が建っています。

 

その鳥居を潜って境外へ一度出た場所には、白幡神社前のバス停がありました。

 

すぐ傍(90m西)には、東京湾岸道路(国道357号)が通っています。

 

まぁ、こっち側は白幡神社としては「裏参道」になるのですがね・・・

 

疫病封じの神

再び境内(拝殿前)に戻って、最初に通った手水舎や蹲の方向へ約20mほど戻ると・・・

 

拝殿を背に、左手側に疫病封じの神である白幡疱瘡神様が鎮座していました。

 

元々は疱瘡や麻疹封じの神様ですが、それが高じて現在では2年前に重宝されたアマビエ様みたいな疫病除けの神様として崇敬されているそうですよ。

 

参道を挟んで真向かいからは、昭和31年に金銅装飾の直刀が出土したのだそうですよ。

 

どうやらこの場所には、古墳時代末期(1400~1500年前)に古墳が築かれていたみたいです。

 

駅ビル「ミーオ」

お詣りして自らの意識が高くなった後は、京成電鉄「千葉中央」駅の駅ビル「Mio(ミーオ)」1階で「意識高い系」ラーメンを頂きましょ♪

 

入ったのは「人にカラダにやさしいラーメン屋さん」をコンセプトとする「きんとうん」というお店。

※千葉県千葉市中央区本千葉町15-1

 

運営会社が馬刺しで有名な居酒屋の「馬喰ろう」ということで、馬肉メニューもあるようですが・・・

 

無難にここは、券売機左上角の看板メニューである純鶏白湯らーめん(930円)を選択。

 

脱「男飯」化した店内

ラーメン屋さんというと、どちらかというと「ガツガツした男飯」のお店のイメージですが・・・

 

こちらのお店はカフェを想起させるような、ベージュ系の色を多用した「やさしい雰囲気」の内装。

 

係員に席を案内されると、使い捨ての紙製マスクケースが出てきました!

 

さらには、荷物置きのカゴまで用意されていますよ。

 

子供は泣くのが仕事

小さい子は泣いたり騒いだりするのが当たり前だから、気にしないでくださいねとの事。

 

店には配慮は要らないよ・・・との事ですが、周囲の一般客から理解を得られるでしょうか?

 

とりあえず、テーブル上のモノを倒して零した場合は、店員さんが快く駆け付けるのだそうです。

 

まぁ、一言だけでもこういった表示があると家族連れは入店しやすくなるかもしませんね。

 

「意識高い系」の徹底

あと、駅ビル立地という事もあり特に女性客を意識しているのでしょうか?

 

お酢を使ってヘルシーに召し上がってくださいと言わんばかりに、目立つ位置に置かれている卓上調味料には3種類の酢が用意されていました。

 

さらに徹底した「意識高い系」を進め、割り箸は防腐剤や漂白剤を使用しない国産天然素材。

 

ナプキンには、伊藤園「お~お茶」の製造工程で発生する茶殻を再利用しているとの事。

 

無添加・無化調

日曜日の午後3時過ぎに行って、先客2名の状態からオーダー後約8分で着丼。

 

一見すると濃厚そうな鶏白湯スープですが、粘度は無くサラサラとして脂気も抑え気味。

 

丸鶏や鶏ガラとたっぷりの香味野菜を長時間煮込んだ、無添加・無化調のヘルシースープに仕上がっていました!

 

このスープに組み合わされるのは、食物繊維や鉄分、ビタミンB1が豊富な全粒粉麺。

 

彩りよくミョウガやプチトマトまでトッピングされ、完全にサッパリ系の1杯でした。

 

逆に酢でマイルド化しちゃうと、ガッツリ男飯の濃厚白湯を期待していた人にとっては物足りないと感じるかもしれませんね。

 

まるでITツールのクラウドサービスを想起させるような店名、可愛くデザイン化されたレンゲ代わりのスプーンも含めて、かなり女性客・家族連れの入店を意識している事が分かります。

 

まぁ、駅ビル内のこじんまりとした隠れ家みたいな「おサレ」な店で、オッサンのおひとりさまが雲隠れするのも悪くはないですが・・・

 

いかがでしたでしょうか?

今回は、「人にカラダにやさしいラーメン屋さん」を探している人を念頭に記事を書いてみました。

 

千葉中央の駅ビルにある、クラウドサービスを想起させるような「きんとうん」という名前のお店で頂く1杯は、パンチ力は無いけど無添加・無化調の優しい鶏白湯ラーメンでしたよ。

 

また、記事前半でご紹介した千葉中央駅から直線距離約480mの白幡神社さまですが・・・

 

その隣接地は、千葉市の名産品として知られる昭和29年創業の老舗「田吾作せんべい」本店があります。

 

まさに、「意識高い系」と他人から言われて上等!といった巡り合わせになりますが(笑)・・・

 

皆さんも是非とも、千葉に来た際には併せてお散歩してみてはいかがでしょうか?