松島海岸駅まで「歩き食べ」♪…瑞巌寺近くのオススメ!3つのお店で即買いしたパン | ゆるポタで心リセット“おれ野_お散歩日記”by_✡CAMMIYA…ちょいマニアックで開運

松島海岸駅まで「歩き食べ」♪…瑞巌寺近くのオススメ!3つのお店で即買いしたパン

 

今から19年前の2002年(平成14年)10月14日「鉄道の日」に、東北の駅百選の1つとして選定されたJR仙石線の「松島海岸」駅で、今回は電車を降りてみました。

 

現在は、2021年末~2022年春の完成を目指して仙台(あおば通)方面行きホームの増設を伴う駅改良工事が進められている事について、過去記事でも触れています。

 

日本三景の1つと言われる松島海岸(宮城県宮城郡松島町)ですが、有名観光スポットの1つとして瑞巌寺(ずいがんじ)がありますね。

 

昭和28年(1953年)に本堂が国宝に指定されたほか、建築物等多くの文化財を有する臨済宗妙心寺派の仏教寺院として、ツアーのコースに組み込まれている事が多いと思います。

 

特に今に伝わる桃山様式の本堂などの国宝建築を含む伽藍は、伊達政宗の造営によるものなのだそうですよ!


 

瑞巌寺「無料」の見所

 

もちろん、700円の拝観料を支払って、政宗時代に遡る豪華絢爛な本堂の内部を見学するのも良いですが、実は「無料ゾーン」の中に、隠れた見所があります。

 

山門入って右手にある、洞窟に沿って並んでいる観音様群

 

拝観料無しで見れる庭園内なので、行ったら是非とも見てほしいです。

 

なるほど…古来の松島というのは、奥州における高野山のような位置づけで、重要な霊場だったのですね。

 

数千年前から数万年前、この瑞巌寺のあたりは海の中だったと考えられています。

 

崖の洞窟は人工的なモノではなく、海の浸食によってできたものなのですね!

 

この穴に籠って中世の僧侶は修行していたそうですよ。

 

さて、歴史散歩のお話は、今回はここまでにして、以下では瑞巌寺周辺にある「つい、即買いして、食べ歩きしてしまった」3つのお店のパンをご紹介いたします。


 

ぱんや あいざわ

 

松島海岸通りのメイン道路(国道45号)から1本奥へ入った裏通りにある手作りパン屋さん。

※宮城県宮城郡松島町松島町内156(月曜・火曜日定休、朝8:30~売切れ次第終了/昼過ぎにほぼ完売が多いが、いちおう最大17:00まで)

 

何気なく、松島の特徴ある地形を写真撮りながらお散歩していたところ、偶然店から出てきた若い女性2人組が「美味しい美味しい」言いながら歩き食べする姿を発見!

 

気になって(ちょうど俄雨が降ってきたので)洞窟で雨宿りしながら手持ちのスマホで検索してみたところ、地元では「知る人ぞ知る」人気店であることが判明。

 

これはもう、行くしかないでしょ♪・・・ってなノリで入店してみました。

 

先ずは基本の「クロワッサン(170円+税)」から。

 

ドンクみたいな人気チェーン店に負けないくらいに、辺り一帯に食欲を誘う芳醇なバターの香りが立ち込め、これだけでも食欲を強く引き立てるのですが・・・

 

食感も中身モチモチ&表面カリカリで、手で千切ると生地が伸びていきますね♪

 

続いて、イチオシ!のあんこと発酵バター(240円+税)」です。

※買ってすぐに食べない場合は「要冷蔵保存」

 

小麦を仕入れている北海道十勝の土蔵農場さんの小豆を、甜菜糖とキビ砂糖で炊いた自家製あんこを使用。

 

風味豊かなよつ葉の発酵バターを使用しているとの事ですが、バター臭よりも発酵風味が少しだけ勝るような感じで、あんこと組み合わされると程よい甘さになります。

 

こちらのパンは、北海道産の春よ恋とキタノカオリT85をブレンドし、低温長時間発酵で甘みと旨みを引き出した、しっとりとした食感の生地になっていました。

 

お店は、かつて伊達政宗公が松島を遊覧する際の、御座船を操った船乗りたちが暮らした由緒ある通りである「水主町通り(かこまちどおり)」に面しています。

 

ちょうど、瑞巌寺の裏手200m(松島海岸駅から700m、国道45号「五大堂」前から300m)ほど奥に入った場所で、メイン通りから外れているので、ノンビリ散歩できますよ♪

 

ぱんや あいざわ」がここに店を構えたのは5年ほど前の2015年。

 

当時、仙台市内のパン屋さんで働いていた松島町出身の店主が、「自分の店を持つならやはり地元で…」とご夫婦2人で小さなパン屋をオープン。

 

娘さんが小学生の頃に書いたという店名を看板に掲げたお店には、観光客はもちろん、地元の人や仙台市内からも、店の評判が広まるに伴い多くのお客さんが訪れるようになったとの事。

 

 

うみねこや(海猫商店)

 

瑞巌寺「五大堂」近くにある観光客向けの売店で、土日祝の昼をメインに営業しています。

※この店の「本店」は、すぐ脇を通る国道45号沿いにある陸奥物産店(宮城県宮城郡松島町松島町内112)なのだそうです

 

売店の目の前は「松島公園第1駐車場」になっています。

 

東日本大震災以前は土産物も扱うたばこ屋さん・・・海岸沿いなのでお店も被害を受け、全壊に近い状態となりました。


再建後、訪れる客のニーズに応えていくなかで、現在のようなテイクアウトショップとなったのだそうですよ。

 

このお店の一押しは、2018年8月21日に放送された日本テレビ系「ヒルナンデス!」で紹介された1日最大100個も販売されたことのある松島の人気ご当地パンずんだ揚げぱん

 

「ずんだ揚げぱん」は、その名の通り、ご存知!宮城のご当地グルメである枝豆をつぶした「ずんだ」を揚げパンにしたものです。

■本ブログ内関連記事参照

 

こちらの売店で1個390円で販売しており、注文が入ってから揚げるので5分ほど時間がかかります(税込)。

 

早速注文してみましたが、揚げたてなのでめちゃくちゃ熱いです。

※マジで火傷するレベルなのでご注意を!

 

食べるには、1~2分冷ましてからやっと食べられるようになります。

 

揚げたてのパンをかじると、中から湯気が出てこれまた舌を火傷しそうになるので、本当にご注意ください…。

 

自家製パンにずんだのあんを入れたシンプルな「ずんだ揚げぱん」ですが、さっぱりとした味わいと粉砂糖が相性良く、少々控えめで優しい甘さが堪らない!

 

パン生地も外側はカリっとしていますが、中はふっくらしていました。

 

 

パン工房 Pensee(パンセ)

 

こちらは仙台市内で複数店舗を展開するフレッシュベーカリーチェーンの「松島店」になります。

※宮城県宮城郡松島町松島町内75-14

 

本ブログ内の過去記事でも、以前に福室本店と長町店をご紹介していますよ。

 

今回、松島店で思わず即買いして、駅へ向かうまでの間に「買い食い」してしまったのはコチラ。

 

松島だけの限定品という牡蠣カレーパン(税込300円)」です。

 

みんな大好き!な、コトコト時間をかけて作った自家製カレーを丁寧に一つ一つ手包んで揚げたというカレーパンの中に、宮城の名産「牡蠣」がごろっと丸ごと入っていました!

 

まさに、この土地でしか食べられない「旅の記念」になるご当地グルメと言えますね♪

 

※仙台(宮城県庁がある勾当台公園駅前)起点25.8km地点距離標(国道45号)

 

いかがでしたでしょうか?

今回は、日本三景・松島の瑞巌寺周辺にある「つい、即買いして、食べ歩きしてしまった」3つのお店のパンをご紹介いたしました。

 

裏通りにある地元人の間で「知る人ぞ知る」評判の名店、観光客が集まる駐車場広場にある売店の「ずんだ」と、メインストリート沿いの「牡蠣」という、宮城を代表する2大ご当地グルメを使ったパン・・・

 

本格的な「お食事」をしてしまうと、1食あたり1000円以上のおカネもかかりますし、お腹もパンパンに膨れてしまいますが、安価な菓子パンなら「別腹」でサクッと食べられちゃいますよね!

 

皆さんも是非とも、もちろんせっかく松島に行ったのだから、本格的な牡蠣や牛タン定食のフルコースを頂くのも良いですが、小腹が空いたらパン屋さんも覗いてみてはいかがでしょうか?

 

今回の記事内容が、ダメ押しのワンプッシュな「旅の思い出」になれば幸いと存じます。