運を上げたい人ならココは必ず押さえたい…「日光の原点」で、拝殿を囲む7つの開運アトラクション
「日光の原点」と呼ばれる本宮神社がある日光の神橋の手前まで今回は来ています♪
なぜ「原点」と呼ばれるかについては後述しますが、(旧)日光町の道路元標が神橋丁字路交差点の正面、参道石階段の下に残存しているのが、“論より証拠”といったところでしょうか?
さて、今年も暑い季節がやってきましたね・・・蒸し暑い中の参詣帰りには冷たいアイスクリームが頂ける神社カフェが境内にあると、つい立ち寄りたくなってしまうものです。
そこで今回は、何度かテレビでも取材されたことがあるという関東で有名な神社カフェ「本宮カフェ」と、本宮神社の拝殿を取り巻く7つの開運ポイントについてご紹介したいと思います。
※所在地(栃木県日光市山内2300)
左足から潜れ!
本宮神社は767年に創建された日光二荒山神社の別宮(元宮)で、神橋近く日光橋正面の山中に鎮座し、御祭神は大国主命の御子神・味耜高彦根命を祀ります。
その後(816年)、二荒山の神を本宮神社から少し離れた地に移して社殿を建て、本宮神社には新たに御子神である太郎山の神を祀ったとの事。
このとき新たに建てた現在の二荒山神社の本社、その元宮である本宮神社、そして820年に空海が建てた滝尾神社を総称して「日光三社」と呼ぶようになったのだそうです。
本宮神社の鳥居は左側に立って先ず一礼してから、左足から踏み入れて潜ってから開運活動をスタートさせるのが鉄則です(この後の流れは、下欄にて説明しますね♪)。
笈掛石(おいかけいし)
拝殿正面に向かって左手に、上述の通り767年に日光を開山した下野国の僧として伝わる勝道上人が笈を立て掛けて休息したといわれる、笈掛石がありました。
笈とは修験者が背負う仏具の事ですが、この「笈」と「老い」を掛けて、この石に触れると若返るとも言われている石とのこと。
先ず1つ目の開運ポイントなので、必ず押さえてくださいね!
いちおう石には触れても良いことになっていますが、決して馬乗りになったりしないように(良識ある行動をお願いします)。
こぶ杉
本宮神社の境内は、年輪を重ねた杉の大木に全体を囲まれているといった感じなのですが・・・
拝殿正面向かって左側に回り込んだところにある御神木「こぶ杉」は、途中で切断されている姿になっています。
但し、古い大木の正面向かって左側(裏)には、名前のとおりゴツイ「こぶ」があり、撫でると喜びが回ってくるとのこと(ココ、第2の開運ポイントですよ!)。
こちらも、決して抱き付かないように(笑・・・良識ある行動をお願いします)。
開運笹と開運石
続いて、奥の本殿へ・・・本殿は江戸時代中期に再建されたものとのことで、拝殿よりもかなり古いものに見えます。
本殿の左手前(玉垣の南西角)には、開運の御利益があるという「開運笹」が生えていました。
ここが第3の開運ポイントですが、間違っても葉を千切って持ち帰らないように(良識ある行動をお願いします)。
本殿前には「開運」と書かれた石がありまして、この石を先ずは木で3回たたいて右に動かすと金運や幸運、左に動かすと健康や良縁の運が開けるとのこと(コレが4つ目の開運ポイント)。
日光の原点
本殿の裏には、三重塔と観音堂があります。
まさにこの場所こそ、日光開山の勝道上人が、神護景雲元年(767年)に激流の大谷川をなんとか渡り、庵を築いた拠点(「日光の原点」の地)なのですね!
この庵が紫雲龍寺(四本龍寺)のルーツで、庵を拠点に二荒山(ふたらさん=男体山)の登拝を目指します。
翌年、大谷川の北岸に二荒山大神を祀りますが、これが現在の本宮神社になるのです。
開運 望み石
再び拝殿前に戻り、右手側を見ると「世のため人のために石を積む」という御神石がありました。
境内には積み上げられるような立派な石は転がっていませんでしたので、現地で崩れかかっているものを私は拾って、再び積み上げさせていただきましたよ♪
ここが5つ目の開運ポイントで、「平和を願い1つだけ石を積みお参りください」との事。
間違ってもテイクアウトしないように(笑・・・良識ある行動をお願いします)。
もう1つの開運石
「開運 望み石」の奥にも注連縄の巻かれた石があり、こちらは「運試したま入れ」の籠も置かれています(6つ目の開運ポイント)。
使い方は、黒いカゴの中に入っている小さな(球)石を3つ投げて、「1つ入れば、運気普通」「2つ入れば運気良好」「3つ入れば、運気最高」「1つも入らなければ、運気警戒」・・・だそうです。
但し、何メートル先から投げ入れるのか、一切説明が無く不明(笑)。
本殿前にあった開運石と同じ使い方をする石が、「開運 望み石」「運試したま入れ」がある拝殿正面に向かって右側のスペース南東角に、まるで雲隠れするかのように置かれていました。
しかしこちら側の石は、まるで巨大文鎮のように重く1人で簡単に動かせるようなモノではありませんし、看板も倒壊したまま放置状態(2021.4.28時点)・・・
最後(7つ目)の開運ポイントとして記させていただきますので、興味がある人は探して見つけて見つけてみてくださいね♪
本宮カフェ
さぁ、石階段を上った丘の上にある境内にて、7つの開運アトラクションで楽しんだ後は、ちょっとカフェで一息入れたくなるのではないでしょうか?
最初に左足から踏み入れた鳥居で後ろを振り返ると、もう既に数々のメディアで紹介されて関東ではちょっと有名な存在である神社カフェ「本宮カフェ」がありました。
※所在地(栃木県日光市山内2384)
本宮神社の参道に建つ、二荒山神社が所有している築330年の古民家を再生(元宮司さんの住居だった建物をリノベーション)したという「本宮カフェ」。
※2016年8月13日開業
今回私が頂いたのは「エスプレッソ アフォガード(税込770円)」・・・バニラアイスに濃厚のエスプレッソをかけて、プチセレブ(?)なモカアイスのような風味を味わいました。
なお、こちらのお店では「書き置き」のモノに店員さんが黒のマジックで日付を入れるだけではありますが、通常は二荒山神社(本社)に行かないと頂けない「本宮神社」としての御朱印も、神社の代わりに授与してくれるそうですよ!
※初穂料500円
いかがでしたか?
今回は、何度かテレビでも取材されたことがあるという関東で有名な神社カフェ「本宮カフェ」と、本宮神社の拝殿を取り巻く7つの開運ポイントについてご紹介いたしました。
40後半から50代に見える男性スタッフの立ち振る舞いと言動が「お洒落なカフェ」に相応しくないという口コミレビューどおり、確かにちょっと残念な部分もありますが・・・
(例…「店内で客が居る前にて大声で話す、しかも栃木弁丸出し」「客の行動をジッと見詰め、まるで監視しているみたい」等)
でも、若い女性のスタッフは大人しいけど丁寧ですし、何よりも御神木パワーに包まれて至福のカフェタイムを過ごせるという、他に真似できない体験ができるというのは有難いですね♪
日光ゆば&舞茸入りの「クラムチャウダー」は絶品!また、名機チンバリで淹れたというカフェメニューも香り高く美味しくいただけましたので、皆さんも是非とも、日光へ来たら一度は利用してみてはいかがでしょうか?