毎月20・21の縁日には「くず餅」が半額以下!…川崎大師門前で厄落としの軽食ならばココがお勧め♪ | ゆるポタで心リセット“おれ野_お散歩日記”by_✡CAMMIYA…ちょいマニアックで開運

毎月20・21の縁日には「くず餅」が半額以下!…川崎大師門前で厄落としの軽食ならばココがお勧め♪

 

神奈川県川崎市、「厄除け」で有名な川崎大師の門前にある「仲見世通り」。

 

川崎大師」は厄(やく:将来の不運)を取り除く「厄除け(やくよけ)」をしてくれる寺院として知られ、連日多くの人が参拝に訪れています。

 

この地における3大名物といえば「達磨」「せき止め飴」、そして「久寿餅(くずもち)」ですが、開創850年の記念事業として昭和52年に建立された大山門の直前にあるのが住吉というお店。

 

大正6年に創業した老舗の門前茶店である「住吉」は、添加物は一切使用せず厳選した素材と妥協なき職人の技で伝統の味を守り続けるという「久寿餅(くずもち)」が看板商品です。

 

 

毎月20・21の縁日は

半額以下!

 

甘酒とセットで通常800円のところ、この日は税込550円で頂くことができました♪

※イートイン販売は、土産品を売る店舗正面に向かって右側です

 

ちなみに、温かいお茶は「久寿餅」をオーダーすると、無料サービスとして付いてきます(冷たい抹茶は別途400円が必要)。

 

ここの「久寿餅」・・・いわゆる一般的に言われている「くず餅(葛餅)」ですが、発酵臭がほとんど無く、他所と比べて食べやすいと評判ですよ!

 

店内で税込650円で頂ける「あんみつ」ですが、こちらも「久寿餅」と同様にお土産用が売られていて、立派な箱包装の高級感ある見映えなので、ご進物にも使えそうな感じです。

 

ちなみに、前回来た時には「福の舞」という小粒の餡餅を、この店で購入して頂きましたよ♪

 

 

くずもちサンデー

 

お次は、2軒右隣にある姉妹店で、老舗既存店では拾いきることが難しい若年層の需要を開拓したという「喫茶茶房 餅陣住吉」へ、、、

 

この店では、千葉県富津市にあるマザー牧場のソフトクリームと、本店の名物である「久寿餅」を合わせた「くずもちサンデー」が新名物として人気急上昇中!

※単品で税込500円

 

昔ながらの茶店スタイルを継承する「本店」とは対照的な、今時の欧米風カフェチェーンやファーストフード店を思わせる店舗デザインが印象的ですね♪

 

店内入口にはマザー牧場とのコラボを謳うポスターと、牛の縫いぐるみがディスプレイされていましたが、コロナ渦ということもあり、牛さんもマスク着用で頑張っていました(笑)

 

 

御朱印

 

大本堂の正面向かって右手にある護持志納受付所では、大本堂の御朱印を授与することができます(朝9:00業務開始~通常16:00まで、前金300円)。

 

ちなみに、この「大本堂」の他、川崎大師(平間寺)の境内では「不動堂」「薬師殿」の計3か所で御朱印を頂くことができますが、1か所ごとに受付し、浄書内容が異なるものが授与されます。

※護持志納受付所では「大本堂」の御朱印のみ受付(それぞれ1か所ごとに参拝者自らが巡って、それぞれの場所で受付が必要)

 

大本堂の正面に向かって左側にある「経蔵」は、平成16年大開帳奉修記念事業として落慶されたもので、中国最後の木版大蔵経「乾隆版大蔵経」7240冊が収蔵されています。

 

御本尊・説法釈迦如来の前に荘厳された五鈷杵には、金箔を奉納する事ができ、この奉納によって仏様とご縁を結ぶ事ができるのだそうです。

 

それにしても見事な天井画には、つい見とれてしまって時間が経つのを忘れてしまいそうになります(「飛天」は仏画家の染川英輔氏、「双龍」は韓国人間国宝の李萬奉老師による作品)。

 

 

大師道への道標

 

元々は、旧東海道と大師道への分岐点である川崎宿の多摩川を渡る「渡し場」近く・・・現在の六郷橋たもとに建っていたのを道路改修に伴い移管されたものだそうです。

 

江戸時代の多摩川は、もっと北(東京方面)寄りを流れていたのでしょうか?・・・

 

1:20000旧版地形図の「川崎」「大盛」の明治39年Ver.を見ると、かつての大師道は現在の京急大師線「港町」駅に面した南側の道。

 

旧東海道と大師道の交点を現在の地図に重ねてみると、やはり川の中(川底)ではないかと推定されます。

 

大師道の途中にある「鈴木町」という地名・・・京急大師線の駅名にもなっていますが、ああなるほど、「味の素」の創業者に因んでいるのですね。

 

国内製造は大幅に縮小されていますが、今でも京急線の北側には「味の素」の大きな工場(川崎事業所)が操業を続けています。

 

 

いかがでしたか?

今回は、川崎大師前にある老舗の門前茶店である「住吉」にて、縁日価格の半額以下で頂いた名物の「久寿餅」を中心にお伝えいたしました。

 

歴史と伝統を頑なに厳守して継承しながらも、新しい時代に合わせて外部のモノを巧く取り入れながら、別ブランドとして展開することで幅広い客層を受け入れようとしている姿勢が伝わってきたのではないかと思います。

 

約3万㎡ある広大な川崎大師(平間寺)を隅々まで歩きとおすのは、相当な時間と労力が必要ですが、西解脱門近く(不動堂裏・信徒会館向かい側)にある「しょうづかの婆さん」を最後にご紹介して本記事を締めたいと思います。

 

ここは女性に人気、美貌祈願の隠れ参拝スポットらとして知られ、昔から「歯の痛みを癒し、容貌を美しくする」と信じられています。

 

その他にも健脚や諸願をかける人が多く、香華絶ゆることがありません。

 

今日では、女優やモデルが志の成就を願い願掛けに訪れる(?)と巷間言われ、隠れ参拝スポットとなっているので、皆さんも是非ともお参りしてみてはいかがでしょうか?