潜在ニーズはヤフー知恵袋で拾うと良い?アメブロを使って0から価値を生み出す…松野正寿「感動集客」
皆さんはヤフー知恵袋って、使ったことありますか?・・・あれ便利ですよね♪
でも、なぜサーバー維持費とかバカにならないと思うのに、ヤフーはこんなことを続けているのでしょうか、、、
その答えはズバリ、集客コンテンツや市場意識調査ツールとしての価値があるという判断なのですね。
販売ニーズなどは、人がどんな事に困っているか それはどうしたら解決できるのか?・・・その仕組みにどれほど費用がかかり、利益が得られるか?
企業にとっても 本音やサイレントクレームの収集は価値ある情報です。
そんな訳で、今回はこのヤフー知恵袋を市場調査の代わりとして使って、ブログを書き顧客の潜在ニーズを洗い出せ!と書いてあった松野正寿氏の「感動集客」という本を紹介いたします。
(p.4)
人の心が動く瞬間=共感や感動をした時
(p.38、44)
先ずは「ブレインダンプ」
頭の中に蓄積された知識や経験を書き出す
・自分がお客様に提供できるのは何か?
・何が強みなのか?
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書き出したテーマに対して、さらにブレインダンプ
・テーマに対して「自分が何を話せるのか?」
・テーマに対して「どんなことが気になるのか?」
・テーマに対して「相手に伝えられることはあるのか?」
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【例】
・ギターを15年やっていた→ギターが上手になるための講座
・最近ジョギングを始めた→初心者のためのマラソン講座
・最近は速読に興味がある→速読体験記
・接客業で売り上げ1位になった→接客克服マニュアル
(ブログ、HPのテーマにする)
(p.51、53、55、60)
次に、ヤフー知恵袋で実際のニーズの有無を調査
「市場は、自分が選んだテーマと同じ部分で悩んでいるのか?」等を見つける。
・本当にニーズがあるのか?
・どういうターゲット層が相談しているのか?
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【例】
・くせ毛がコンプレックスで嫌だ→「くせ毛 コンプレックス」で知恵袋内を検索
・ヘアアイロンはストレートにするために欠かせない→「ヘアアイロン ストレート」で知恵袋内を検索
・美容師さんが行う髪のブロー技術に興味がある→「美容師 ブロー」で知恵袋内を検索
※組み合わせる検索語に迷ったら、上記リンクより単語(1フレーズ)で検索すると良いかも・・・
↓
【伝えたい内容=リサーチ結果】がベスト
(ここが、相手の感動を生み出し潜在ニースを満たすか?、ただの自己満足に終わるか?の分岐点)
・自分では当たり前だと思っていた、ありきたりな内容が、実は多くの方がアドバイスを求めている事が多い
・自分が伝えたい内容を、「答えを求める方の立場」で調べる
※居酒屋におけるHP設計図の事例(p.74-75)
(p.84、86、97)
盛り込むコンテンツは「強味として打ち出せるものだけを使う」
・ヘッターメニューは「強み順に入れていく」
・集めたいキーワードを2回ぐらい含めて説明文を入れるとSEO的に効果あり?
・狙うキーワードは左に詰めてタイトルを作成
(例…「新宿 居酒屋 個室」→「新宿の居酒屋で個室をお探しの方/子連れのお客様も大歓迎」
(p.107)
ブログやホームページに使う色は、ベースのキーカラーを1色として、メインを含めた2色の計3色程度が理想
・濃い色や原色は避けた方が無難(どこが重要なのだか相手に伝わらない可能性がある)
(p.116)
未だお客様がイメージできていない「自分の未来像」を伝えるキャッチコピー、ヘッダー画像
・(例)最新の○○を使って今なら○千円→「鏡に映る自分が今は大好きです」
・(例)プロのエスティシャンによる○○○→「周りの目線が気にならなくなりました」
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「ニーズ」=お客様が満たされていない不満な状態
・このニーズに対して、見込み客の方が抱える不満や要望を解決するために、ブログやホームページの中で提案をしていく必要がある
↓
発信すべきはベネフットよりも「ユーティリティ」
・「ユーティリティ」とは、お客様が商品を使って得た効能や、満足感
・商品を申し込むときに必要な1押しは、ベネフィットで解決できることより、解決した後の「未来像=ユーティリティ」をお客様自身にイメージさせる
※この本で紹介されているGIMPの日本語版はココからDLできるようです(2020.11.21時点)
※この本で紹介されているi2iのアクセス解析ブログパーツは、当方ブログでも以前利用していましたが、アメブロがhttpsへ移行した後はサポート対象外になっているようです。
(p.148)
FBに投稿する内容は、ある程度の一貫性を持った方が良い?
・本の紹介など、「マトモな人」と繋がるための内容に限定したほうが良いかもしれません
・1日に1~2回、一定時間での投稿が理想
(p.175)
メルマガは「お手紙」のようなつもりで書く
・人は同じ文字情報でも、ブログやホームページは「文字」として、メルマガは「言葉」として認識される
・ブログやホームページは、自分がリサーチしてきた「あるターゲット層」に見てもらうための情報、メルマガは「個人」に届ける情報
・反応率はある一定の地点で限界が来る
※固定客を掴むステップメールの流れ(p.203)
(p.230)
非効率を追求する→「感動」を生む
・非効率=お客さんに喜んでもらうために全力を尽くす
(居酒屋の例…ビールを1秒でも早く持っていく、料理レシピを工夫する等→「FOR YOU」の精神)
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感動すると誰かに話したくなる(口コミが起こる)
・非効率を追求することが、結果的に最大の効率化になる
いかがでしたか?
今回はヤフー知恵袋を市場調査の代わりとして使って、ブログを書き顧客の潜在ニーズを洗い出せ!と書いてあった松野正寿氏の「感動集客」という本を紹介いたしました。
「FOR YOU」の精神で非効率な作業は、手間もかかって面倒なので大変なので誰もやりたがりません。
しかしながら、だからこそ競合よりも先に非効率を追求して成功させた者の勝ちになる・・・
そうは言っても、実践するのは相当なハードルがあって今すぐ実行は難しいですが、当方ブログにおいても先ずは可能な部分から少しずつ取り入れてみたいと思います。