江戸北町奉行所跡で“判定”した昼食は、どう裁くか?
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東京駅八重洲口の北側
永代通り「呉服橋」交差点付近にて本ブログ管理者2018.12.22撮影
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北町奉行所跡
残念ながら
「遠山の金さん」は居ませんでしたが、、、
当時の建物は東向きで、
屋敷地は間口48間・奥行40間の方形に近く、
総敷地は2400余坪あったのだそうだ。。。
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高橋英樹や松方弘樹が演じた「遠山の金さん」のモデル・遠山左衛門尉景元は幕末の北町奉行だが、「本物」は天保の改革に反対して僅か3年で罷免された。
その際、町人の生活や娯楽を守ったため、
「金さん」の芝居が盛んに上演され人気を博した。
後に南町奉行に返り咲き7年務めるが、同一人物が南北両方の町奉行を務めるのは異例のことだったのだそうだ。。。
ちなみに南町奉行所跡は、現在の有楽町駅南東側。
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トラストタワーの歩道は
かつての江戸城外堀をイメージした石積みが並び、
その一部に鍛冶橋門周辺で発見された掘石垣が
ほぼ当時の形で積直され使用されている。
(東京都千代田区丸の内1丁目8にて本ブログ管理者2018.12.22撮影)
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ビルの谷間にある
丸の内トラストタワーの案内板
30m奥にあるN館内の西南が奉行所の北東の角で、本館の南端まであたりが北町奉行所の南北の範囲と考えられている。
西は東京駅構内までが敷地とみられる。
平成12年からの八重洲北口遺跡発掘調査では、北町奉行所の上水道や井戸、屋敷境などの遺構が発見された。
ここに一部復元された石組みの溝は、ここから約30mの地点で発見された、屋敷北東角の道路と境を巡る下水溝の一部なのだそうだ。
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丸の内トラストシティは、もとは東京駅の側線や東京鉄道管理局等のあった東京駅八重洲口に隣接したJRの鉄道用地だったが、その土地を森トラストが購入して建設した高層ビルで、北側の丸の内トラストタワーN館と南側の丸の内トラストタワー本館の2棟が建っている。
北町奉行所は本館の部分にあったようだが、
「北町奉行所跡」の石碑は、N館の東側にある。
(東京都千代田区丸の内1丁目8にて本ブログ管理者2018.12.22撮影)
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東京駅日本橋口
ロータリーは、「JR高速バス」「ウィラートラベル」など、東京駅に乗り入れる各方面からの高速路線バスが到着する降車場となっている。
(東京都千代田区丸の内1丁目9にて本ブログ管理者2018.12.22撮影)
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ビストロ・クレアンテ・トウキョウ
(ビストロ CLEANTE TOKYO)
東京駅八重洲口を出てすぐにある東京駅一番街地下1階(黒塀横丁のすぐ隣)に2017年5月9日オープンした洋食店。
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営業時間
[月~金] 7:30~22:30
[土・日・祝] 7:30~22:00で、基本的に年中無休。
(東京都千代田区丸の内1-9-1/本ブログ管理者2018.12.22撮影)
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クイックコーナー「ラ・クレアンテ」を併設
本格洋食店のパスタや
こだわりカレーを気軽に楽しめる
食券事前購入型クイックメニュー専用の
カウンター席を12人分用意している。
(東京都千代田区丸の内1-9-1/本ブログ管理者2018.12.22撮影)
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インド風辛口チキンカレー(780円)
後を引く舌が痺れる辛さだが、
さすが洋食専門店だけあって、
チキンを煮込んだ旨みとコクも深く味わえる。
今回は「昼食」なので遠慮したが、
次回は
夜に来てビールのお供にしたい!
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体も心もHOT!になる逸品をリリースする
クレアンテに感謝したい。
(東京都千代田区丸の内1-9-1/本ブログ管理者2018.12.22撮影)
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駅ナカのテナント洋食店カレーを
どう裁くか?
確かに、このクレアンテは、
幅広く飲食チェーン展開する会社の店で、
あえて取り上げるべく人気行列店とは異なり、
あっと驚くような美味さでもない。
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しかし、「駅ナカ」という需要を考えた場合、
電車の発車時間(目的地までの到着時間)を測りながら、
素早く“ある程度”美味しく気分良く食事しようと考えた場合、
普段から然程混んでない環境で、
かつクイックメニューを
手際よく配膳してもらったほうが有難い。
そういう「判定」も有り得るだろう。
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なので、
俺は人気行列店で長時間並び、
偉ぶった店員から不快な思いを受けて食べるより、
クレアンテを選択するという“裁き”を下した。
実際に白髪初老の料理長らしき人から、
当日食後に店を出ようとした時に、
深々と頭下げられて気分良かったし♪。。。
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「これにて、一件落着!」
(東京都千代田区丸の内1-9-1/本ブログ管理者2018.12.22撮影)