旅の想い出「イカすカード」…1/5万・昭和26年の「五稜郭」、昭和24年の「北見」編
↑
函館名物「いかめし」
烏賊飯(いかめし)は、イカの中に米を入れて炊き上げた北海道渡島地方の郷土料理で、下足(げそ)を取り外し、腹ワタを取り除いたイカの胴身に、研いだ米を詰め込み醤油ベースの出し汁で炊き上げたもの。
↑
米は「もち米」と、「うるち米」のブレンド米
(イオン新浦安店で本ブログ管理者2018.12.29購入)
↑
1/5万「五稜郭」
昭和26年と、最新地図との比較
(旧亀田村地域との市街地一体化→郊外ロードサイド商業地域化)
*
亀田市(かめだし)
北海道渡島支庁管内にあった市。
1971(昭和46)年に亀田町から市制施行したが、
1973年に函館市に編入され、わずか2年で消滅。
合併直前人口66,552人
(1973年10月31日住民基本台帳)
大野平野の南東部、
亀田川の中・上流域を占めていた内陸の都市。
現在の函館市北西部に当たる。
↑
函館市企業局交通部
(はこだてしきぎょうきょくこうつうぶ)は、北海道函館市の地方公営企業である函館市企業局の交通部局で、軌道(路面電車、函館市電)事業を行っている。
2003年(平成15年)3月31日までは路線バス事業(函館市営バス)も行っていたが、函館バスに移管された。
:
1952年(昭和27年)10月1日に発足した公営企業としての函館市交通局は、2011年(平成23年)4月1日 函館市水道局と統合し函館市企業局交通部となる。
:
2017年(平成29年)3月25日 IC乗車券「ICAS nimoca」利用開始に伴い、磁気カードである上掲写真の「イカすカード」に関しては、2018年(平成30年)3月31日をもって販売が停止され、現在は使用できない。
(本ブログ管理者自宅コレクション2019.1.19撮影)
↑
1/5万「北見」
昭和24年と、最新地図との比較
*
北見駅(きたみえき)
北海道北見市大通西1丁目にある、北海道旅客鉄道(JR北海道)・日本貨物鉄道(JR貨物)石北本線の駅。
JR北海道の駅番号はA60。
2015年度平均乗降客数1542人/日。
特急「オホーツク」など全列車が停車、特別快速「きたみ」の発着駅。
:
2006年(平成18年)4月20日までは北海道ちほく高原鉄道ふるさと銀河線の分岐駅だった。
:
1911年(明治44年)7月8日 - 野付牛機関庫設置。9月25日 - 国有鉄道網走線(後の網走本線)が淕別駅から延伸、終着駅の野付牛駅(のっけうしえき)として開業。
↓
1977年(昭和52年)9月18日 - 日本初の地下化による連続立体交差化が駅西方の北見トンネルによって完成、開通。
*
十勝三股駅(とかちみつまたえき)
かつて北海道河東郡上士幌町にあった、日本国有鉄道(国鉄)士幌線の駅(廃駅)で、北海道内の駅としては最高地点(海抜約661m)に位置し、同線の終着駅であった。
バス代行時(1981年)平均乗降客数3人/日
:
1939年(昭和14年)11月18日 - 士幌線の延伸により同線の終着駅となる。
1944年(昭和19年) - 音更本流森林軌道開設。
1945年(昭和20年) - 営林局貯木場10.34ha設置。
(帯広営林局専用側線632m敷設)
1950年(昭和25年) - 森林軌道に機関車が導入され森林鉄道となる。
1958年(昭和33年) - 音更本流森林鉄道廃止。
1978年(昭和53年) - 12月20日車扱貨物取扱い廃止。
12月25日糠平 - 当駅間がバス代行となる。
*
車扱貨物(しゃあつかいかもつ)とは、日本貨物鉄道(JR貨物)やその前身である日本国有鉄道、臨海鉄道の鉄道貨物輸送方式の一つ。
貨車1両を単位とする輸送方式で、JR貨物(旧国鉄)保有の貨車や私有貨車を使用して貨物を輸送する。
:
駅周辺の人口流出が進んだため、1978年12月25日、ダイヤ改正により士幌線糠平駅 - 十勝三股駅間は列車の運転を休止し、上士幌タクシーが受託するマイクロバスによる代行輸送となった。
これは路線廃止ではなく、あくまでも「代行」という扱いであり、1987年の廃止まで名目上同区間は鉄道路線として、また当駅も駅として存続していた。
そのため隣の幌加駅とともに国鉄の時刻表にも引き続き掲載されていたが、廃止されるまでの間、両駅とも再び列車が発着することはなく、事実上は廃駅となっていた。
↓
1984年(昭和59年)2月1日 - 荷物取扱い廃止。
1987年(昭和62年)3月23日 - 廃止。
廃止後、上士幌タクシーの代替バスすら沿線の極端な過疎化(糠平地区以外はほぼ無人化)によって年々減便を繰り返し、最終的には1往復となった。2003年9月いっぱいで廃止され、同年10月より帯広 - 糠平 - 旭川間の都市間バスであるノースライナーみくに号が十勝三股停留所を新設し、幌加温泉入口・糠平方面との乗降も可能として代替している。
↑
北海道土産の定番「マルセイ」ブランド
(Produced by六花亭)
こちらはレーズンが入っていない
プレーンなバタービスケット♪
噛むと
口いっぱいに乳脂分がやわらかく広がるよ!
↑
1/5万「北見」・・・昭和24年
(主要駅から森林鉄道が数多く分岐していた頃の地図)
○囲みは秋田県からの入植者が住んでいる地域でしょうか?
(秋田、雄勝など、秋田県に存在する地名が散見されます)
*
網走本線(あばしりほんせん)
北海道の池田駅から
札鶴駅(現・札弦駅)までを結んでいた国有路線の旧称。
十勝と網走支庁管内を結ぶ幹線鉄道として、1910(明治43)年に池田側から開業したもので、1911年には野付牛(現在の北見)まで延長、1912年にはさらに網走へ延長、1929年(昭和4年)11月14日には札鶴駅まで全線開業した。
↓
しかし、1931(昭和6)年9月20日、網走駅 - 札鶴駅間が釧網線(東釧路 - 札鶴)とともに釧網本線となる。
↓
さらに1961(昭和36)年に線路名称の整理が行われ、網走本線として残っていた区間も池田駅 - 北見駅間が池北線、北見駅 - 網走駅間が石北線(新旭川 - 北見)とともに石北本線となり、網走本線の線名は消滅した。
↓
ふるさと銀河線(ふるさとぎんがせん)
北海道中川郡池田町(十勝支庁)の池田駅から北見市(網走支庁)の北見駅に至る北海道ちほく高原鉄道が運営していた鉄道路線。
旧国鉄 特定地方交通線の池北線(ちほくせん)を1989年(平成元年)に引き継いだ路線で、2006(平成18)年4月21日に廃止された。
路線名の「銀河」は、
↑
1/5万「北見」・・・昭和24年
(アイヌ語由来?のカタカナ地名が目立つ陸別付近・・・)
*
陸別町(りくべつちょう)
北海道十勝総合振興局管内の足寄郡にある町。
町名の由来は
アイヌ語のリクンペッ(rikun pet 高い所にある川)。
2018年9月30日住民基本台帳人口2400人。
人口密度3.94人/km2
:
周りを山に囲まれた盆地のため寒暖の差が非常に激しく、真夏でも30度を越える事がさほど多くない北海道の中では珍しく30度越えもあり、反面真冬は-30度以下になる事もしばしば。
従って近年は珍しくはなったが、かつては「70度の温度差のある町」という表現をする時もあった。
1月の平均気温-11.4℃と最低気温の平均-20.2℃は、日本全国のアメダス(富士山を除く)では最も低く、「日本一寒い町・陸別」が観光の目玉となっている。
:
近年では、陸別町が陸別しばれ技術開発研究所を設置し関と下陸別の2地点で独自の観測も行っており、2000年(平成12年)1月27日アメダスの記録で-33.2度の気温が観測された日に下陸別で-37.7度、関にある寒暖計が-40度を下回り計測不能となっている。