63年間も愛され続けてる「俺らだ」せんべい…温泉街と旧鉱山の共存(尾花沢銀山の事例)と、山形の味 | ゆるポタで心リセット“おれ野_お散歩日記”by_✡CAMMIYA…ちょいマニアックで開運

63年間も愛され続けてる「俺らだ」せんべい…温泉街と旧鉱山の共存(尾花沢銀山の事例)と、山形の味

 

真冬は雪が積もって「真っ白ケッケ」な風景になってしまう山形県・・・

 

今回は、冬でも白くならない東京・銀座にある山形県のアンテナショップと・・・

 

夏の間に撮っておいた山形県尾花沢市「銀山温泉」の写真をご紹介しますよ♪

1.山形のソウルフード的なお菓子で、日持ちがするモノを探している

 

2.銀山温泉の「銀山」って、どんな感じ?

 

以上2つの内容に興味がある人にとっては、本記事が少しだけ参考になるかも?

 

先ずは、銀座にある山形県のアンテナショップから・・・

※東京都中央区銀座1-5-10ギンザファーストファイブビル(おいしい山形プラザ)

 

俺らだ!

アンテナショップで購入したのは、山形県庄内地方にある酒田米菓が1962(昭和37)年から販売している「オランダ煎餅」です♪

 

庄内産のうるち米を使った厚さ3mm程の薄焼き煎餅で、東北地方のスーパーなら菓子売場にてほぼほぼ見かける人気商品なんですよ!

 

山形県の西部・庄内平野の水田風景がどことなくオランダの景色に似ている(?)ことと、山形の方言で「私たち」を「俺らだ」(おらだ)と言うことから名づけられたとされています。

 

齧ると、純粋に米と薄塩だけの素朴な味が口の中いっぱいに広がって、病みつきになりそう!

※もちろん、「煎餅」なので消費期限は製造日から半年間(D+180日)あり、保存食としても使える♪

 

こちら(山形県「全体」としてのアンテナショップ)以外で買えるのは、都内でもう1か所・・・

 

何と、渋谷区の広尾に酒田米菓さん自らの専売アンテナショップがあるんですって!

※東京都渋谷区広尾5-3-10

 

せっかくの機会ですので、少しだけ山形県(現地で見た光景)のお話をしますね♪

 

最寄駅は、山形新幹線の「大石田(おおいしだ)」・・・

銀山温泉中心街 

※写真①-1
尾花沢銀山地形図 

※1/5万地形図「薬莱山」


銀山温泉

山形県尾花沢(おばなざわ)市の東部にある銀山新畑地区は、「大正ロマン漂う山峡の湯」として人気観光地の1つである「銀山温泉(ぎんざんおんせん)」がある事で知られた場所です。

 

かつて、この温泉街と共存していた延沢(のべさわ)銀山は、江戸時代初期には初代山形藩主であった最上(もがみ)氏の重臣である延沢氏(2万7千石)が、地方(じかた)知行方式で経営し・・・

 

その後の最上氏改易により、新たな山形藩主の鳥居氏に引き継がれて支配されてきました。

※ピークは正保3年(1646)頃だったそうです

 

そんな訳で銀山温泉の原点は、元々は山奥の鉱夫達が利用していた鉱山町の小さな温泉場であったと思われます。
尾花沢銀山589 

※写真①-2
尾花沢銀山584 

※写真①-3

写真①:銀山温泉中心街

(白抜き表示の写真番号は、上掲地形図中の番号に一致させています)

 

さて、

繁栄の絶頂期であった寛永11年(1634)に延沢銀山は幕府直轄(公儀山)となり、翌年には留山(一時閉山)となります。

 

5年後に再開され「二番盛り」を迎えますが、新鉱脈を求める努力も報われず、浸水・湧水・落盤などで徐々に衰退・・・

 

人口も最盛期の1万5千人前後から、正徳2年(1712)には僅か271人に減少したとの事。

 

銀山稼業業者だった人のほとんどは他所に転移し、この地に残ったのは銀山温泉宿として営業の転換を計る者に限られたのだそうですよ。
尾花沢銀山608 

※写真②

写真②:「銀坑跡」

(白抜き表示の写真番号は、上掲地形図中の番号に一致させています)

 

ちなみに、

郷土本(注)によると、銀山町の繁華街は・・・

「新町の御屋敷街・温泉町の本町

それに遊郭街の傾城町で、

 

遊郭街へは御屋敷街から銀山川に鉄の橋をかけて通路にした」

※「尾花沢の歴史と文化 第2号」(尾花沢市地域文化振興会、1986年)

 

とあり、元禄2年(1689)の絵図よりある程度は、現在の場所との比較が可能ですね。

 

絵図によると「本町」は、銀山川西岸(上記掲載地形図中①付近)に存在したようですよ。
尾花沢銀山610 

※写真③

写真③:「銀坑跡」~上ノ畑集落にかけて

※地形図中の地目は「水田」ですが、実際には「荒地」が一面に拡がっています

(白抜き表示の写真番号は、上掲地形図中の番号に一致させています)

 

但し、

他の廃坑になった銀山(例えば秋田県の院内銀山)と同様に、かつてに鉱山町の消滅速度は非常に早く、現在においては以前に栄えた歴史的町場の特定は困難ですね。
尾花沢銀山625 

※写真④-1
尾花沢銀山624 

※写真④-2

写真④:上ノ畑集落(跡)・・・・・

現在では、この集落には人家は無く、誰も住んでいない「消滅集落」となっています
(白抜き表示の写真番号は、上掲地形図中の番号に一致させています)

 

ただ、

一言だけ言えるのは

常磐湯本(福島県いわき市)のように、もし延沢銀山が近代まで続いていたならば、坑内の熱湧水処理の問題・・・

 

および、源泉枯渇対策としての組合方式による強制送湯という問題が浮上するはずですね。

 

現在の銀山温泉は、宿の浴衣姿で今から300年前に閉山した大廃坑内を一巡できる非常に珍しい観光資源に恵まれた環境にあります。

 

だが、他の地方(例えば福島県いわき市のようなところ)では「温泉街と旧鉱山の共存」は難題を抱えているのが現状であると言えるでしょう。

 

そういえば、この豆菓子も山形の会社が作っていましたね。

 

これもまた、1粒食べると癖になりそうなくらいに、手が止まらない♪

 

この製品こそ、首都圏のスーパーで普通に買える「山形のソウルフード」です!

 

何とか、節分(豆撒き)までにご紹介が間に合いました!

※茨城県のディスカウント店「ヒーロー」にて、138円+税で買いました

 

いかがでしたでしょうか?

今回の記事は、主に以下の2つの内容に興味がある人を想定して書いてみました。

1.山形のソウルフード的なお菓子で、日持ちがするモノを探している

 

2.銀山温泉の「銀山」って、どんな感じ?

 

おっと、そういえばこちらのお酒も山形でしたよね♪

 

こちらは千葉県内のスーパーにて購入したモノ(実勢価格320~350円)。

 

まぁ、皆さんも是非とも、難しいことは後回しにして今夜も楽しく・・・

 

今夜はたまには山形の地酒で乾杯しちゃいましょうか?