2ルームタイプのテントが続きます。
コールマンのツールームタイプのテントは過去に様々なタイプが販売されています。
正直、私もすべて把握しているわけではありませんが、今回のツールームはコールマンジャパンが初めて廉価幕のラインとして販売した製品です。
何度か記事にしていますが、コールマンジャパンではジュラルミンポールを使った上級幕と、FRPやスチールを使った廉価幕の双方のラインナップを90年代後半からとり始めました。
このスクリーン2ルームハウスが発売された2001年には上級幕のスクリーンプラス2ルームがすでに販売されていましたが、価格は半分以下と2ルームタイプのテントでも価格破壊を起こすこととなりました。
この2ルームスクリーンハウスは、とても大きな特徴があります。
フレームはスチールとFRPをプラスチックの部材でジョイントして組み上げるたいぷのため、重いフレーム部材ながら無理なく立ち上げていくことができます。
ただ、このモデルの大きな特徴とは、インナールームから土間部分のスクリーンまでフライとは別になっており、全体がフライの外幕とインナー及びスクリーンの内幕とに分かれているということです。
それゆえか、張り姿ががっちりしてるんですよね。
デメリットはただでさえ重いフレームなのに大きな二重幕なわけですから、ひたすら重い製品ということです。
近年ではあまり見られないタイプです。
私はこの幕、好きなんですよ。何せ二重幕の間に色々挟めるから・・・・・
断遮光性が高いシート、防水性が高いシートなどなど・・・・
私の記憶では、スポーツ用品店系列のオリジナルブランドからもこの二重幕の2ルーム廉価幕が販売されていたと思うのですが、コールマンのこのモデルが最も組み立てやすかったですね。
・・・・などなどメリット、デメリット双方あるモデルですがこのように張ってしまうと良い幕だなぁと思います。
撤収して、車まで運ぼうとするとクソ重くて閉口してしまうんですけどね・・・・・・・・・・