Outdoor Products Gas Lantern OD-8653 |  キャンプ用品・資料倉庫からのつぶやき

 キャンプ用品・資料倉庫からのつぶやき

   旅が好きです。旅の手段、目的、楽しみなどに関わる諸々に興味を持ってきました。
   ここではキャンプ道具という枠で投稿するつもりですが、脱線話もお許しください。(^^)
仕事部屋、兼倉庫からのつぶやきです。

え~と・・・・BP Lanternの系譜のひとつ・・・というよりは、前回のJ-Fieldと全く同じモデルで、違いはゼビオスポーツのキャンプ用品としてライセンスを受けたOutdoor Products ブランドとして榮製機がOEM供給した製品です。

 

左:Outdoor Products 右:J-Field

 

製品本体及び収納ケースにOutdoor Productsのロゴブランドは見られないので、このまま人手に渡ると榮製機ということはわかってもなぜケースが青い製品なのかはわからなくなってしまいますね。

元箱はないのですが、取り説が付いていることでかろうじてゼビオスポーツが展開していたOutdoor Products の製品であることがわかります。

 

左:Outdoor Products 右:J-Field

 

当方の所有する資料ではゼビオが頒布したカタログの2000年にはこの製品が載っていましたが2001年ではカタログ落ちしていましたので販売年数はそれほど長くなかったと思います。

2001年度のランタンは過去に当ブログで記事にしています。

 

 

 

当時のゼビオのカタログではファミリー向けのキャンプ用品はWoolrich、Outdoor Productsは、ソロやバックパック用とライトなファミリー用という感じの位置付けでした。Woodsはその位置付けは年度で変更がくりかえされましたが、女性を強く意識した年度などもありました。

しかしWoolrich以外のブランドの製品は短命でしたね。

 

現在でも安易なライセンス物やコラボ品などが横行していますが、ブランドの意義を考えるとマイナス面が目立つこともあります。

本品についても時代のあだ花的なモデルではないかと思うのですが、それゆえこの時代の製品は何かとにぎやかで、現在と通じるものを感じます。