キャンプ用品・資料倉庫からのつぶやき

 キャンプ用品・資料倉庫からのつぶやき

   旅が好きです。旅の手段、目的、楽しみなどに関わる諸々に興味を持ってきました。
   ここではキャンプ道具という枠で投稿するつもりですが、脱線話もお許しください。(^^)
仕事部屋、兼倉庫からのつぶやきです。

ご訪問ありがとうございます

え〜っと私の実家で四半世紀眠っていたカセットコンロを先に記事にしましたが、物置からもう1台出てきました〜


えっ••••••••もう飽きました?


もう少しお付き合いください。

悪い癖でなんか面白くなってしまいました。


今回記事にするカセットフーのA-7はカセットフーの初代モデルの流れをくんでいることは、ネームやデザインを比較することでわかります。
















しかし現物を精査しても製造年に繋がる記載がありません。ただ1つA-7はGovernorと記された圧力感知を備えているので1976年以降の製品と考えられます。

ネット上でカセットフーのA品番のコンロはA-3からA-7まで存在することがわかりました。

これはすべて初代モデルの後継機種だということはA-7でさえデザイン的な流れで一致していることで分かります。またこれらのシリーズは燃焼に際して空気量を調整する機能も有します。


正直、家庭用コンロの分野は私の情報収集範囲外と考えてましたが、この分野にも興味が出てしまいました。

アウトドア系のガスコンロの数々を私は見てきましたが、40年前と現在のモデルとは驚くほどの性能差はありません。

家庭用のコンロの方がまだ進化してきたと思うのですが、それでも基本的な部分では変わり無いですね。

何よりコンロ側の問題よりガスボンベの中でガスが気化する際の気化熱問題を根本から解決出来ずにいます。

この問題解決こそガス燃焼器具の積年の夢ですね。


それゆえ、今後も様々な試行錯誤を繰り返した新製品が出てくれるでしょう••••••••••••




今回はキスリングを記事にします。


キスリングを使っていた方に、このブログを見て頂けるのかわかりませんが、私らがキスリングを愛用していた最後の世代ではないかと思っています。



私が愛用していたキスリングの紹介はまだ先になりますが、今回は私の父の遺品となったキスリングを記事にします。














Jockeyというタグがついていますが、調べても製造元はわかりませんでした。多分1960〜1970年代製品だと思います。ネット検索では全く同じ製品に1件、ロゴ違いが数件ヒットしましたが詳細はわかりません。

上部の紐は切れて外して残っていません。

親父がこのキスリングを使っていたのは1980年頃までと記憶しています。


キスリングは1970年代までの登山用リュックサックの種類の一つです。

日本で現在もキスリングを製造している片桐のHPによると

スイスのヨハネス•ヒューク•キスリング氏が製作したリュックサックを元に、片桐盛之助氏が1929年、日本で初めてキスリング型のリュックサックを製作した。

とのことです。


容量を変えて自在にパッキング出来るので、日帰りから縦走登山まで1つのキスリングで対応できるのが特徴です。

しかしそれ故、パッキングには技術と慣れが必要で、侮ると荷物が当たる部分が痛く疲労に繋がりました。また荷物の出し入れも簡単ではありません。常に荷物の重量バランスも気にしなければなりません。

さらに帆布をパラフィンコーティングしてある生地は、使用しているうちにコーティングが落ちて水が染みやすくなってしまいます。

また、乾きにくく汚れやすい生地でもあります。


写真データでわかる通り、使用していると色落ち、汚れ、カビ、などどうしても小汚い見た目となります。

しかし、当時使っていた者としては、きれいで新しいキスリングは恥ずかしく、変色し汚れることこそ、かっこ良さだと思ったものです。

80年以降の登山やキャンプでは、道具が新しく綺麗であることが求められるようになったこととは対象的ですね。。

しかし、私は今でも、使い古された、味のある道具、いえ見ようによっては汚い道具にこそ愛着を感じます。


ただ、ことキスリングについては親父が80年代以降ヨーロピアンスタイルザックに替えたように私も80年代中頃にはキスリングを使わなくなりました。

ヨーロピアンスタイルザックは、なにせ圧倒的に背負い安く背中や腰が痛まないこと、パッキングしやすく、パッキングに神経質にならなくて良いからです。


とはいえ親父のキスリングと私のキスリングには愛着があるゆえ、使いもしないのに手元に残しています。

実はこのような道具が私にはとても多いのです。

年齢的に処分しなければならない時が必ず来るがゆえ、ブログにて記事として残し一時代の道具を後世に伝えられたら••••••••というのが私の唯一の口実です••••••••••••



今回は80年代中頃に販売されていたカセットガス式のコンロを記事にします。

カセットガス式のコンロはイワタニから1969年頃、世に出ました。


私自身まだ小学校低学年だった頃(70年代始め)、我が家にカセットコンロがやってきたことをかなり鮮明に覚えています。

家族の輪の中、座卓の上でカセットコンロの上の鍋を囲んだ記憶です。


この最初のカセットコンロは1981年、私とともに上京しましたが、野外で使おうとしても風に弱い上、ガスが気化しなくなる場合が多く、使わなくなったので捨ててしまいました。今となってはとても後悔しています。



今回のカセットコンロは実家の物置から出てきました。私が上京した後に両親が購入したものだと思います。


今回、実家に帰省した際、IHコンロが壊れてしまい、使える物を探したところ出てきました。

震災でもカセットコンロや石油ストーブは重宝しましたので、やはり備えて置きたい道具の一つだと思います。




既に圧力感知装置付き
圧力感知装置は1976年以降の製品

点火状態

五徳はひっくり返して収納

東豊工業製造

販売元:サンテック



このデザイン、80年代のまさに王道たる角張ったデザインですね!

この頃、車のデザインも何もかもが角張ったデザインでした。色も原色でドギツイ色目が多かった!



ただ、火力調整つまみが埋め込まれているデザインはかっこいいのですが、ちょっと使い辛いですね。


JIAの認証は1986年の製品です。

物置の奥から出てきたので多分、四半世紀は眠っていたと思うのですが、普通に使えたのには道具としての頼もしさを感じました。


製品デザインの流行りは還暦を過ぎた身なので数多く見てきました。

しかしデザインとともに性能などもアップしてきた製品もあれば単純にデザインだけといった製品もあります。


カセットコンロについてはどちらなのかといえば、基本的には変わらない製品だと思うのですが、かと言ってこの当時と現在では全くスペックは同じなのかというと、そんなことはないですね。

現在の製品は、まず風に強くなりましたし、少しの低温下であれば使えるようになりましたしそして、何より安全面は格段に厳しくなりました。

この頃のカセットガスは一応はイワタニが規格をオープンにしていましたが、規格を統一するという気運が希薄でカセットガスなのにカセットガスが合わない事例が散見されました。

その気運が見直され始めたのは阪神大震災で現在では不一致の事例も少なくなりました。

(この問題は決して製造メーカー側の問題だけではなく法規制にも一因があるのですが、現在はJIS規格として規格統一されたものの、このJIS規格を遵守するかどうかは製造メーカーに委ねられているので問題解決に至っていません。)



尚、この製品の製造は東豊工業、販売はサンテックと現在も存続する会社かどうかさえわかりません。

ただ、この製品と完全一致する製品はネット上では見つけられませんでしたが、関係がありそうな製品は散見出来ます。


出来れば、このような時代に埋もれてしまった製品も資料的に保存できれば、当ブログも世の中で何かしらの存在意義があるのでは?と思います。


とはいえ、大半は単なる自己満足となってしまうんですけど••••••••