小説書きました♪ | もかのブログ

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日々のくらしのなかで思ったこと、大好きな旅行のこと、映画のことなど、
もりだくさん、ファンタジックandラブリーに書いていきます~♨

クローバー 「よつ葉のクローバークローバー


幸子は29歳、小さな出版社で事務をしている会社員。

でも、お城(ワンルームのアパート)に帰るとお姫様に戻る。

今日は手作りの白雪姫のドレスを着て、大好きな納豆ご飯を食べ、「白雪姫」のアニメを見ながら、りんごを

浮かべたお風呂に入り、レースのカーテンで作ったハンモックで眠る。

そんな幸子の子供のころからの夢は「いつか白馬の王子様と出会い、結婚し幸せになること」

だった。


でも、その夢はなかなかかなわない。現実は、毎日淡々とした事務作業をこなし、前も後ろもななめ

よこも定年間近のおじさまと既婚者に囲まれ、「白馬の王子様」の対象となりえそうな「独身男性」が

いない。周りの友人たちは次々と結婚していく。

幸子は待っているだけじゃだめなのかも・・・と会社の帰り道にある結婚相談所に行ってみるが、

 「入会金との出会い」が待っていて、これは「運命の出会い」とはちょっと違うとろくに話も聞かず帰ってきて

 しまう。

 そして、今日もあしたもあさっても幸子は運命の出会いをどう探せばいいか迷いながら暮らしていた。


そんなある日、幸子のお城の郵便ポストに一通の封筒が届く。

差出人の名前はない。いったい誰だろう?

幸子は封筒を開けてみる。するっとその中から何かがひらりと落ちた。

幸子がそれを拾うと、それは枯れかけたよつ葉のクローバーだった。

よつ葉のクローバーだ・・・枯れかけてるけど。

封筒の中身を確かめてみるけど、それ以上なにも入ってはいない。

幸子は手のひらにクローバーを乗せて、眺める。

よつ葉のクローバーは幸せの証っていうし、とっておこうかな。

幸子は、しおれかけたクローバーの葉を窓辺に置いた紙コップに入れ、水にひたしてあげた。

そして今日は「人魚姫」の格好をしていつものように大好きな納豆ご飯を食べ、海洋深層水をたらしたバスソルトのお風呂に入り、いるかの抱き枕を抱いて眠りについた。


そして、その夜・・・幸子が想像もしないような出来事がおきる。

窓辺においたクローバーが、開けたままの夜風に枯れかけたあのよつ葉のクローバのうちのひとつの葉が緑に光輝いて、すっと茎を離れて幸子の眠る胸の、その心臓の上に舞い落ちた。


そして朝が来て、目覚めると、そこは本当の「お城」の中だった。

幸子は驚く。ここはあのワンルームの使いふるした自分の部屋ではなく、

窓辺に近寄って見下ろせばお城の塀越しに観たこともない美しい街が広がっている。

これは・・・きっと夢だ。夢のなかのお城にいる。

幸子は自分の左胸についたままのクローバーのひと葉に気がつかず、ただ目の前に広がる

お城からの外の風景を見下ろしていると、突然ドアがノックされた。


幸子、声をあげそうになり、口をおさえた。

「プリンセス、もう限界です]

それは小さな小さな声だった。

幸子、(プリンセスって、ここはプリンセスのお部屋なのかな?)

「これ以上、意地を張ってもだめですよ、開けてください」

ドアのノブががちゃがちゃとなる。

幸子、あわててどこかに隠れようとするが、隠れるところが見つからない。

「今日はあなたの人生最良の日、結婚式なのですから」

幸子(結婚式?!)

と、鍵を開ける音。

幸子はあわててベッドの下のわずかな隙間に隠れた。

と部屋に入ってくる人の・・・いや違う者の足・・・・水かきのついた・・・水かき?

ベッドの下から見えたのは部屋に入ってくるアヒルの足だった。

(アヒルが・・・しゃべってる!まさか・・・ドナルドダック―!!)

幸子はドナルドダックが大好きなのだ。携帯のストラップも待ち受けもこの年でお財布もドナルドダックの

きんちゃくさいふなのだ。

アヒルの足をした者は興奮する幸子のすぐそばまでやってくる。

幸子はじっと気がつかれないように息をひそめている。

「どこへ隠れてもあたくしにはお見通しですわよ、プリンセス」

その者はベッドのすぐそばまで歩いてきた。

幸子は見つかると思い、目をつぶってじっと息をこらした。

そして、その者はベッドの上を歩きまわり、そして、最後にベッドの下を、幸子をのぞきこんだ。

「み~つけた!」

幸子、おそるおそる目を開くと、そこには魚の顔があった。

幸子「さかな?!」

びっくりしすぎた拍子に幸子はベッドに思いっきり頭をぶつけた。

「イタっつ!!」

幸子は痛さのあまり、隠れるのも忘れてベッドから這い出して、頭を抱えた。


「ほーら、みつけた。プリンセス・メリー・・・なんですかその人魚のものまねは」

と、呆れ顔で言ったその者は顔が上半身が魚で下半身がアヒルの・・・者だった!

幸子、自分が手作りの人魚姫のコスプレをしていることも忘れ、気絶した・・・。


「ホイッスル!!プリンセスにお水を!それと今のうちですよ、皆のもの!!」

その魚あひるが言うと、医者の格好をした魚あひるや侍女の格好をした魚あひるたちが

わんさかと列をなして入ってきた。

その侍女たちの手に抱えられていたのは・・・世にも美しい白鳥の羽毛で作られた純白の花嫁衣装だった。


<続> 次回は以下の展開を考えています↓

   

       展開A:「幸子、結婚式の場所へ向かう!?」 ⇒ ぺタ数「5」ラブラブ!

       展開B:「幸子、夢からさめる!?」 ⇒ぺタ数「0」しょぼん

        ※ベタ数の期間:8/20(土)00:00~8/26(金)23:59までのぺタ総数

  

を予定しておりますが、みなさんにぜひ「ぺタ数」をいただけたら、小説の展開が変わることにします(笑)

      なんてね☆


    (旦那様コメント:ん~個人的には「展開A」が読みたいな♪)