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流れ雲のブログ

季節は巡り、花が咲き花が舞い、花が散り花が逝く、
きっといつか、風が吹いて、夢を運んでくる予感…
繰り返しと、積み重ねの、過ぎ去る日々に、
小さな夢と、少しの刺激で、今を楽しく、これからも楽しく…

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未熟な愛は言う、
「愛してるよ、君が必要だから」と。 
成熟した愛は言う、 
「君が必要だよ、愛してるから」と。 
・・・エーリヒ・フロム -



 

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個人では最年少、フィギアスケート選手では
初となる国民栄誉賞受賞が決まった
羽生結弦さん、23歳。
男子シングルとして66年ぶりにオリンピック
2連覇を果たしたその強さの秘密は
どこにあるのか・・・。

スポーツキャスター・松岡修造さんと和食の神様
・道場六三郎さんの対談の中で、羽生さんの強さの
秘密が明らかにされています。

羽生結弦の強さの秘密

(道場) 
松岡さんは平昌五輪の応援団長としていろんな
選手と接してこられたと思いますが、特に
印象に残っている選手はいましたか?

(松岡) 
皆さんそれぞれ素晴らしかったのですが、特に
すごいと感じたのは、フィギュアスケートの
羽生結弦さん。
どこがすごいのかと言うと、一番は自分の心を
きちんと言語化できるところです。

ただ単に「頑張ります」ではなくて、どのように
頑張るかを具体的に伝えることができる。
ひと言ひと言に駆け引きがあって、そこに
学びがあるんです。

羽生さんは平昌五輪の約3か月前に靭帯を
損傷する大きな怪我をされました。

直前の大会を治療やリハビリのために
欠場していてブランクがあった上に、
痛み止めを打たないとジャンプも跳べない
状態だったにもかかわらず、

勝たないと意味がないとの覚悟で本番に臨み、
2位と10点以上の差をつけ、男子シングルで
66年ぶりとなる五輪2連覇を果たしたんです。

(道場) 
圧巻の演技でしたよね。

(松岡) 
そして、優勝直後に、「どんなオリンピックでしたか」と
尋ねてみると、彼は、「とにかく捨てて、捨てて、
捨てる作業をしたオリンピックでした」と。

一つは、勝つために「技」を捨てたわけです。
羽生さんは世界で初めて4回転ループという大技を
習得したんですが、それを封印しました。

もう一つは、自分の「欲」を捨てたと。
彼はゲームが好きなんですが、怪我をしてから
それを一切やめた。
あと、彼は「幸せ」も捨てたと言ったんです。

そして、最後に、それではこのオリンピックで
何を得たのか伺うと、「幸せを得ました」って。

(道場) 
ん・・・・、深い言葉ですね。・・・

(松岡) 
人は捨てることによって、掛け替えのないものを
得られるんだなと。
彼の感性と勝負感覚にはいつも勉強させて
もらっています。

こんなに誇らしい日本人はそういないですよ。
23歳にして既に男の中の男です。
・・・


 

 

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平成16年の東京都の動物愛護相談センターの
引き取り理由では、転居や動物の問題行動
・狂暴化などを理由が上位だったが、
平成28年では、飼い主の死や病気といった
飼い主の健康状態が58%、経済的理由35%で
ペットを手放す人が増えているというのだ。

家賃滞納で発覚した32匹の猫

今年2月、ある保証会社より相談の電話がきた。
あるマンションの住居人(正確な年齢は
わからないが50代後半~60代)が家賃を滞納し、
裁判所命令で強制執行の日取りが決まって
いるという。

その部屋には、多くの猫が飼育されていて、
猫たちを捕まえ動物愛護センターへ運搬
したいのだが、捕獲の相談をしたい、という
要件だった。

やっかいな話が舞い込んできたな、と思いながら
詳しく聞いてみると、当事者の住居者である
飼い主と話をしたいにも、誰が訪問しても
応答がない。

飼い主と打ち合わせできぬまま時間が
経ってしまい、もはやお手上げ状態だということで、
私のところに問い合わせをしたという。

住居人の応答は、もう一週間以上もない。
季節は冬真っ只中の2月、電気も止められて
いるという。
家賃滞納ということで、経済的困窮が激しく
緊急性が高いと判断し、電話をもらったその晩、
仕事終了後20時過ぎに、私は現場へ
向かうことにした。

飼い主がいるかわからない。猫が一体
何匹いるのかもわからない。
でも、会えた場合を考え、猫の缶詰を5ケース
車に積んだ。
猫たちは、確実に空腹で苦しんでいるに
違いないからだ。

現場のマンションに到着すると、鼻をつくように、
猫のオシッコのニオイが漂ってきた。
その強烈なニオイをたどっていくと、目的の
部屋があった。
ドアにあるチャイムを鳴らすも壊れていて
鳴らない。
猫缶のケースを抱えながら、ドアを強く何度も
ノックしながら語りかけた。

応答がない。

呼びかけても応答がない。
電気のメーターを見ると止まっている。
もしかして……と心配になり、ドアの隙間から
ニオイを嗅ぐ。

死臭はしない、するのは猫のオシッコの
ニオイだけだ。
耳をすましても大量のハエの羽音もしない。

仕方がないのでドアの前で粘って声をかけ
続けた。絶対に中にいるはずだ。
しばらくすると人の気配がドアの越しに
近づいてきた……、いた!

ドア越しに説得をし続け、40~50分も
経っただろうか。
やっとのことで、ドアが開いた。

32頭の猫を道連れに死を考えた

室内に立ち入ると、電気は止まり、寒くて
真っ暗だ。
さらに、あまりにきついアンモニア臭で、
しばらくいると目が痛くなってきた。

いつも思うが、多頭飼育崩壊の現場は、
心にも体にもきつい。
ここでは詳しい話は聞けないと判断し、
「食事がまだだったらご馳走しますので」と
近くで唯一営業していた回転すしに移動して
事情を聞くことにした。

店に入ると、「食事よりビールを飲みたい」と
男性は言った。
「大事な話をするのでアルコールは
なしにしましょう。
私も他に入っていた夜の予定を断って、
こうして来ているんですよ」

説教するつもりはなかったが、少しきつい
言葉が口から出てしまった。

私自身、動物が好きでボランティアを
始めただけだ。
なのになぜ今、こんな夜遅い時間に
見知らぬ年上の男性に向かって説教して
いるのか。
そう思ったら、正直虚しさでいっぱいに
なってしまった。

男性が、マンションに入居したのは5〜6年前。
夫婦でノルウェージャンフォレストキャットという
種類の猫を数頭飼っていたという。

その後、しばらくするとマンションの他の
部屋の住民が猫数頭を置き去りにして
引っ越してしまった。

残された猫を気の毒に思い、引き取って
同居を始める。
しかし、その猫たちは、避妊去勢手術を
しておらず、繁殖し始めてしまう。

最初は、多少増えてもなんとも思わなかった。
夫婦共働きで余裕もあり、猫好きでも
あったからだ。

ところがその後、男性は身体を壊して失業。
続いて妻は、最初に飼っていた猫だけを
連れて家を出てしまった。

猫はさらに繁殖し続け、男性の困窮も
深まっていく。
家賃滞納、電気も止まった。
「ちょっと前まで、32頭の猫たちを道連れに
死のうと思っていた」と男性は言った。

32頭すべての譲渡にかかる年月
理由はともかく、この32頭の猫をどうにか
しなくてはいけない。

男性は、体力的には猫の世話をできる
状態だった。
そこで持参した猫の餌を渡し、猫への
給餌、給水、掃除を、自力で行うように
指導を開始した。

猫たちの糞尿で汚れ切っている部屋を
少し整理し、部屋全体にいる猫をケージに
入れて管理するため、集めてもらうことにした。

後日、複数の猫用のケージをかき集めて、
再度現場に。
まずは、現場で猫たちをケージで管理しながら、
引き取り先を探すことにした。

交流のある動物愛護団体にも助けを求め、
私は仕事が終わった後、毎晩手分けをして
32頭の猫たちを現場から徐々に
引き上げていった。

私を含め、多くの人たちが寝る時間を削って、
猫の引き上げ作業を続けた。
時間はかかったが、全32頭を引き上げは
現在終了している。

保護した猫たちは、不妊去勢手術、ワクチン接種、
血液検査、マイクロチップ挿入を行い、
少しずつ譲渡を行っているところだ。

ただ、全32頭すべての譲渡が終わるまでには、
5年はかかると予測している。 

困窮、孤独、高齢化

こういった犬や猫の多頭飼育崩壊のケースは、
個々に事情が異なるが、解決が可能なケースと
困難なケースがある。

今回紹介した事例は経済的困窮が一番の
問題で、男性も猫の引き取りを
希望していたので、猫たちを引き取れば、
私たちボランティアのケアとしては一旦は
解決できるものだった。

だが、こういった問題で難しいのは、寂しくて
動物に依存していたり、精神的な課題を
抱えていてゴミや動物を集めてしまったり
する人だ。

彼らは、多頭飼育崩壊していても、いざ動物を
引き取ろうとすると、激しく反発し、なかなか
引取りが始まらないケースも多い。

また、動物愛護団体などの手を借りて
引き取りが行われ、一旦は解決したかに
見えても、数年後にはまた、同じ人が動物を
集めているというケースもある。

このタイプは、心の問題が深いため、
犬や猫を保護するだけでなく、同時に本人への
カウンセリングや治療が必要なのだ。

このような多頭飼育崩壊増加に深く
関与しているのが、飼い主の高齢化だ。
飼い主が高齢化すれば、健康上や
経済的な問題が発生しやすくなる。
しかも、これらが重なって発生する
ケースも多い。

若くて元気なうちに次々に動物を飼い、
体力の衰えとともに世話が追いつかずに、
ゴミ屋敷化+多頭飼育になるケース。

介護での離職、年金生活などで、
切羽詰まった経済状況ゆえに動物病院で行う
不妊去勢手術の数万円の支払いが難しく、
次々に繁殖してしまったケースもある。

犬や猫は年間2~3回出産し、一度に
複数頭の子犬や子猫を出産するため、
すぐに数十頭に増えてしまうのだ。

高齢者からの引き取り依頼が増加

環境省の統計によると、平成28年度、
全国の動物愛護センターであった犬猫の
引き取り数は約11万頭。
そのうち約5万5千頭が税金を使って
殺処分されている。

所有者不明の動物の引き取りが多いが、
所有者より直接引き取るケースもある。
ここ最近多いのは、飼い主の高齢化を
原因とした引き取りだ。

私たちのところにも、介護や入院、死亡、
体調不良により動物の世話をできない
といった理由で、犬や猫を手放したいという
問い合わせが増えているのだ。

毎月だいたい60~80件もの相談がミグノンにも
寄せられている。

母親が亡くなり猫が3匹残されたが、
人に慣れていないので家族も親戚が誰も
引き取れない、家を明け渡さないといけないので
引き取ってほしい。

アパートの管理者から、入居者が高齢で
犬を残して死亡してしまった。
親族が犬の引き取りはできないと拒否したので
引き取ってほしい。

長期入院する間、ペットホテル代を払うことが
できないので、飼っているチワワを無料で
預かってほしい。

親が亡くなり急遽犬を2匹引き取った。
しかし、都営アパートに住んでいるため
退去命令が出てしまったので、至急、犬を
引き取ってほしい。

あまりの自分勝手な理由に断ると、
「テレビで見たら、動物愛護団体がたくさん
動物を保護していたのに、おたくはなぜ
引き取らないんだ!?」と逆ギレされることもある。

「飼ったのはあなたやあなたの身内でしょ」
と正直、突っ込みたくなる。
「では、その団体さんで対応できるかどうか
問い合わせてください」と電話を切ろうとすると
「引き取り可能な動物愛護団体の連絡先を
教えろ!」とねじ込んでくる。

こういった不毛なやりとりが、最近とても
増えているのだ。・・・・

 

 

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