高齢の方たちに必要なプロセスって、なんだと思いますか？
こんにちは！
毎日の暮らしをちょこっとかわいくするアイデアをご提案します♪工作プランナーのｃａｍｏです。
１１月の１９・２０日は「えびす講」。
足利の西宮神社までの登り道にずらーーっと露店が並ぶんです。
その中でもいちだんと光を放つのが、「熊手やさん」。
なんでしょうね、あのお宝を見るとわくわくするんですよね。
お商売している人だけじゃなく、サラリーマンだろうが公務員だろうが、あのキラキラには心惹かれちゃう！
高齢者介護施設にいるとなかなかあの参道まで出かけることはできないけど、縁起物はほしい！
ということで、作ってしまいました（笑）
１１月のデイケアセンター出張講座は、縁起物てんこ盛りのお宝熊手。
熊手を１本１本バランスを見ながら貼り付けていきます。
たくさんのお宝を、どこにどんな風に貼っていくかを考えます。
重なって見えなくならないように、順番や位置を考えながら慎重に。
「いきなり貼っちゃうと直せないから、まずは並べてみないとね」 「色が同じだと目立たないから」あっちこっち微調整。
決断が速い人と、細かいところまで気になる人と、それぞれ性格が出ます。
わたしは、ここであれやこれやと会話したり悩んだりするのが大事だと思うんです。
今回の工作には、決まったところに貼るものと、自分で考えて貼るもの、２つのプロセスが入っています。
熊手の１本１本は、決まった位置に貼る。目安をつけて、目的のところに貼るのは、わたしたちには何気ないことですが、じつは技術がいるんです。
福の神のお顔は、ペンで自由に描く。ここで作品に個性が出ます。「わたしが作った」というオリジナリティを感じられると達成感があります。
縁起物はすきなところに貼り付けます。「どこに貼る？｝と聞きながら、指示してもらったり、自分で貼り付けてもらったり。
「鶴は千年亀は万年、だから亀のほうが下じゃないん？」 「赤と赤が重なると目立たないねえ」 「お金は一番目立つところに付けたいねえ（笑）」なんとなくでも、理由があっても、どんなことでもいいんです。
「自分で決めて、自分で貼る」
指先がうまく動かなくても、ちょっと手を添えたり、シールやテープを取ってあげたり、あくまでお手伝いだけ。時間がかかっても、できるだけ自分で納得いくまでやってもらいます。
出来上がったら、ひとりひとり記念撮影。
おうちに帰って、作品を家族のみんなに褒めてもらってくださいね♪
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「ちくちくのへや」の工作は、その「自分で考えて、自分で貼る」ができるパーツをなるべくたくさん盛り込んでいます。
高齢者施設には、さまざまな介護状態の方がいて、それぞれに合ったサポートをしています。
工作も、さまざまな方がそれぞれ出来る範囲で楽しんでいただけるように用意しています。
これは、工作の本やネット検索では、なかなか載っていないものなのです。
かもちゃん先生も、毎回研究しながらご用意しています。
できるだけみなさんが「自分でつくった！」を満喫していただけるように、ご提案しています。
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【出張講座のご依頼承ります】
ちくちくのへやは、あなたの「つくりたい！」をお手伝いするプランナーです。
おもに工作とフエルト手芸の出張講座をしています。
・なにを作る？
・どんなメンバーのグループ？
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どの条件からでもご相談承ります。
「いきなり問い合わせはちょっと・・・」
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みなさんとっても上手にできました！
