2段ベットです
ロンセスバージェスのように、迷子になりそうに
ズラーーー――――っと2段ベットが並んで
みんなで1部屋で寝るところや、
仕切りで4人くらいずつに分かれているところ、
アルベルゲによっても違いますが、偶然同じ部屋になって、
足のマメを見せ合ったり、珍道中話で盛り上がったりすることも!
着いた順に好きなベットに寝れるところもありますが、
受付で場所を割り振られるところが多いです。
巡礼中のベット事情で、大きなポイントになるのが
上か下か!
疲労困憊や、足を負傷したときには、
上だと、登るだけでも、ロッキーのテーマが必要です
(たまにハシゴなしの所も)
そして、なにより、降りる際の着地で激痛が稲妻のごとく走るのです!
でも、解放感があるので、元気な時なら上は快適です。
ベットが決まったら、
これが”ここのベットは、使用中です”
という印になるので、くれぐれもお忘れなく
基本的に、夜はいつもイビキの大合唱です
これはもう、ガラガラの子守歌。。そう思って諦めます。
それが耐えられない方や、疲労でぐっすり眠りたい方には、
お金は少しかかりますが30€くらいで、ホテルや
個室があるアルベルゲがありますので、体調と相談しながら、
アルベルゲと組み合わせて旅をするのもお薦めです。
私は、この大合唱付き2段ベットアルベルゲも、
スペイン巡礼ならでは!と楽しませていただきましたが、
最終日のサンティアゴ デ コンポステーラで、ふかふかのベットで
寝た夜の幸福感は、忘れられません!!!
上にも柵がないところが多いのです!
寝袋に入って寝るからとは言え、
自分も含め、よくみんな落ちないな~!!と思っていたのですが、
やはり!!
Vega de Valca で、ステファノはアゴに絆創膏を貼っていて
聞けば、朝方、上のベットから落下したそう!!
『全然平気だよ!』
と陽気なステファノでしたが、傷口を見せてもらったら。。。
肉。。というか。。骨まで見えそう
『ねぇステファノ。。。ちょっと。。大丈夫じゃないみたいよ』
と鏡を貸して見せた瞬間、
『ファ○ク!!!!!!!』
途端に慌て出し、
結局、お医者さんで縫ってもらうことになりました。
暑くても、寝袋にしっかり入って寝ることが、落下を防ぐ