私は、愛知県の病院で生まれた。

 

でも、2歳まで

岐阜の祖父母のうちで育った。

 

その後、いろんな理由があって、

愛知県に引っ越した。

 

 

 

12歳まで、愛知にいて、

岐阜に引っ越した。

そして、18歳まで実家にいた。

 

 

だから、生まれは?

と聞かれると、愛知というべきか、

岐阜なのか?とちょっと悩んでから、

 

実家は、岐阜県です。

と答える。

 

 

 

旦那は、沖縄移民の2世だ。

 

義父母は1世で、

子供の頃に沖縄から、移民船に乗って

ブラジルへやってきた。

 

親戚もほとんどが、沖縄移民系のつながりだ。

 

 

 

義母が長いこと、沖縄踊りをやっていたけど

やめてしまった。

 

お義姉さんも、昔やっていたらしいけど、

今は全然。

 

旦那の家族で

沖縄芸能をやっているのは、

 

おじさんおばさんとか、

いとことか、

 

踊りも三線も、

民謡も、

結構やっている人は多い。

 

 

でも、旦那の家族の中では、

私だけ。

 

 

 

そして、沖縄の人は、

 

うちなんちゅーか、内地かを、

気にするようだ。

 

いつも、この子は内地でサー、

と紹介される。

 

他の人も、

あの人も内地だよーと紹介される。

 

 

 

今まで隠れていたのだけど、

この前のコンクールで、

3回入賞したことと、

 

民謡で1番になってしまったことで、

 

「君ももう、立派なうちなんちゅーだよ。」

みたいな空気があって、

 

 

つい先日も、

「もう沖縄人なんだから、

うちなーぐちを覚えないと」

と言われてしまった。

 

 

 

ってか、それ関係なくない?

と思った私は、おばさんに聞いてみた。

 

「沖縄の人はみんな、うちなーぐちが話せるの?」

 

 

おばさんは、

「いやいや、今の若い子なんて全然。

沖縄の人でも、ほとんど分からないさー。

こっちでも、分からない人多いよー」

と言った。

 

 

そして、日系4世の若い子にも、聞いてみた。

 

やっぱり、全然分からないとのこと。

 

 

ちょっと、あのおじさんうるさいなー

と思いつつも、

 

どこかで、

内地の自分が、沖縄の歌を歌ったり、

そういう組織の中にいる、

ということに

引け目を感じていたんだと思う。

 

 

 

結局、そのおじさんは、

「23歳のときに、ブラジルに移民して、

もう50年以上もこっちにいるのに、

ポルトガル語が覚えらん。

あんた、ポルトガル語上手だな。」

と言った。

 

そういうことか、と思った。

 

 

 

まあ、そんなんで、

 

どこか、内地の私と

沖縄への思い入れが強いうちなんちゅと、

 

温度差?を感じていた。

 

 

でも、さっきふと思った。

 

 

 

旦那と縁があった。

 

 

日本とブラジルをつなぐために、

 

私は日本で、

彼はブラジルだった。

 

でも、それだけなら、

 

彼は沖縄移民じゃなくても、

日本の他の県出身の移民でもよかったんじゃないか?

 

 

彼が沖縄移民の子孫だったのは、

 

やっぱりどこかで、

 

私にもつながる、

何か意味があったんじゃないか?

と思った。

 

 

そう考えると、もっと堂々と、

沖縄と関係してもいいような気がしてきた。