スポーツ選手の口元と歯並びについて
ゴボ口(イコールお口ポカン)のスポーツ選手と云えば、元女子レスリングの吉田選手と元スピードスケートの清水選手が代表的な選手です。その他には水泳の荻野選手、陸上のサニブラウン選手、そして軽症ですがテニスの錦織選手もややゴボ口っぽいのですが、彼等の共通点は無意識に口が開きついつい口呼吸をしていることです。
『所謂ゴボ口のアスリート』
ゴボ口の人がいくら意識して鼻呼吸をしようとしても形態的に無理が在りますので口唇は開いてしまい口呼吸になってしまうのです。スポーツ競技を行なうのに鼻呼吸が出来るのと口呼吸しかできないのでは、そのスポーツのパフォーマンスの結果は大きな差として現れてきます。当然鼻呼吸の方が体調管理に有利であり容易であるということです。
そんな体調管理に不利なゴボ口の中でも特に元スピードスケートの清水選手は、現役時代あらゆるスポーツ選手の中でも体調管理で一番苦労していたと思われる一人だと思います。スケート競技は冬の競技であるために、転戦する場所や地域は当然冬場の寒い季節に限られていますので、気温が寒いだけでなく空気も非常に乾燥しているために、温度だけでなく湿度の管理ができないと、直に風邪などの感染で体調を崩しやすいという危険性が常に伴います。そんな中で鼻呼吸ではなく口呼吸をすることは、細菌やウイルスの感染と背中合せの毎日を強いられている訳です。
『典型的ゴボ口の清水選手』
そこで清水選手は、遠征先のホテルにチェックインするとまず最初にやることは、バスルームのシャワーでお湯を流しっ放しにして部屋全体の湿度を上げることだそうです。勿論寝ている間も必ずシャワーのお湯は出しっ放しだそうです。これを忘れるとてきめんに体調を崩すそうで、毎日の選手生活で絶対に欠かす事の出来ない体調管理だったことを語っていました。
夏の競技は冬の競技より温度も高く湿度も高いということで体調管理は楽かも知れませんが、それにしても夏の競技でもゴボ口の大成した選手は少なく、日本では元女子レスリングの吉田選手、水泳の荻野選手、テニスの錦織選手、陸上の100.200mのサニブラウン選手くらいしかいません。
やはりスポーツ選手はいくらパフォーマンス能力が高くても、その能力を常に高い状態で発揮するには、体調管理が出来ている事が最低条件となりますので、口呼吸より鼻呼吸の方がより管理し易くなります。そうした視点から色々なスポーツ選手を見てみますと、やはり大成している日本選手はゴボ口の選手は前述した選手以外は見あたりません。
逆に大成している選手は、無意識でも口元がいつも閉じている選手が多く、比較的バランスも取れ鼻呼吸をしていますが、歯並びは八重歯や凸凹の選手が非常に多いのが気になります。そんな中でもアイススケート選手は演技プラス審美的要素も加わる競技からか矯正歯科治療をして歯並びも綺麗にしている選手も目立ちます。
『口元は良好だが歯並びが悪いアスリート』
『口元も歯並びも問題ないアスリート』
日本人の特徴として、歯と顎の不調和によりどうしても小さな顎骨に大きな歯が収まらず並びきれないと云う人が多く、口元が閉じて鼻呼吸が出来る人は八重歯や凸凹の歯並びにならざるを得ません。しかし、口元がゴボ口(お口ポカン)で口呼吸の人は、小さな顎骨から歯が唇側へ大きく傾斜して一見並んでみえますがゴボ口になってしまいます。
スポーツをやるには鼻呼吸の方が口呼吸よりも体調や健康管理がやり易いことから、ゴボ口のアスリートは少ないと思われます。しかし、ゴボ口にも関わらず素晴らしい活躍をしている選手は、体調管理にかなり気を付けたと同時に元来の競技素質に凄い才能を持っていたのでしょうね。
こうして見るとアスリートで大成するには体調管理が楽な方が有利だし、力を出す際のインパクトの力は歯並びが大きく影響するので、上下の緊密な歯並びの方が有利になります。すなわち口が自然に閉鎖した口元で歯並びは上下で緊密な咬合をしていることがどんな競技においても非常に有利になることは間違いないようです。
日本人選手は鼻呼吸で口元のバランスもとれて体調や健康管理に有利な選手が多いのですが、残念ながら歯並びが悪く瞬間的な力を発揮する緊密な歯の咬合には問題がある選手も多いようです。
此の点を改善すれば日本選手ももう少しメダル獲得が増えるのではないでしょうか。
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