セカンドオピニオンの現状
台風が去り、酷暑の夏が戻って来るかと思いきや、秋雨前線が活発化してきて雨が続き、気温も下がりすっかり秋らしくなってしまいました。暑い夏が大好きな小生としてはなんだか少しガッカリした気分の今日この頃です。
さて今回はセカンドオピニオンとして当院へ来院された症例をお見せしたいと思います。当院に来院された時点ですでに矯正装置が装着されてすでに5年間経過している患者さんで、5年経過しているが改善しているとは思えないため、他の矯正歯科医院で相談したいという訴えで来院されました。
当院への初診時の口腔内と側貌ですが、これで治療5年経過しているとの事でしたが、小臼歯部には装置が装着されていませんで、前歯と犬歯のみのブラケット装着でした。かつ非抜歯での治療でこの患者さんが当初一番気にしていた上顎前突の状態はほとんど改善された状態からは程遠く、毎日の生活で自宅以外では常時マスク着用を余儀なくされた生活を送っているとの事でした。
当院で改めて診断を行なった結果、抜歯症例として前歯部の突出を改善して、同時に口元の調和も得るための方針で再治療を開始しました。再治療を開始した口腔内写真です。
約2年後の口腔内と側貌の変化です。前歯部の突出感が無くなり口も閉鎖しやすくなった頃からマスクの着用も見られなくなりました。と同時に非常に性格も明るくなり、笑顔が目立つようになりました。
再治療から約2年後の側貌と口腔内の変化です。装置を撤去して保定に入った状態で今後経緯観察を行い全て終了の予定です。
しかし、こうした相談者は毎年確実に増えていのが現状です。こうした悩みを抱えて来院された患者さん全てが再治療をするとは限りません。色々な諸般の事情により再治療を受診出来ない方も居るのが現実です。
矯正治療は基本的に一生で一度だけで二度も三度も行なう治療ではありませんし、取りあえずこうした装置を付けて改善しなければ今度はこうした装置を付けてとかは矯正治療には有りません。其の為に診断を行い具体的な治療方針と計画を立てるのが矯正治療です。ですから取りあえずなんて方針や計画はあり得ないのです。いかに診断が大切かということに繋がります。
次回は診断に関するお話を致します。
歯並びに関するご相談予約は、to-ortho@shonan.ne.jp またはTEL 0466-27-5050 とりす歯科矯正。




